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ゴンザレスマグワイヤーは深い深い森についた
もっともっと奥へ進むと

ゴンザレスマグワイヤーは
誰にも見つからない場所を見つけた

あたりを見渡しても誰もいない

そうだここに家を作ろう

ゴンザレスマグワイヤーは思いっきり走った
ポケットからビー玉がこぼれ落ちて
空へ舞い上がった

ゴンザレスマグワイヤーは
ビー玉の行方が気になったが
今は走ることで精一杯

風のようにスモーキンガの町から消えていった

そうだ町から出よう

スモーキンガの町には煙が立ち込めて
夜は特に何も見えなくなる

その時間を見計らって
誰にも見られず外へ抜け出すんだ

ゴンザレスマグワイヤーは
月明かりに照らされた自分のからだを見て泣いた

スモーキンガの町のお化け子供たちは、
毎日毎日ゴンザレスマグワイヤーをいじめていた
そう、彼は町一番のいじめられっこ

可哀想なゴンザレスマグワイヤー

お化け子供の一人は
ゴンザレスマグワイヤーを見てこういった

お前の体はおかしいな
僕らは皆からだはまっ黒、毎日煙を吐いているのに
お前のからだはどうもおかしい
魚があちこち泳いでいるし、たまにお花も咲くだろ
どういうことだ