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2008.03.31 Mon

死者の祭 2007/10/31

メキシコ日記の記事はコチラhttp://boojil.exblog.jp/i10/


ごめんなさい。また日記のつづきをかいてみます。
だいぶ時間がかかりそうだけど、頑張って最後まで更新しますよ~い!


お墓はだいぶ広い。そして一つとして同じものがない。

ここまで個性が出るなんて。家の形をしたお墓、ブーゲンビリアを飾るお墓。
キリストのオブジェがかっこいいお墓。
こんなことを言っては不謹慎だけれど、美術館のようだ。

こうして祭壇付近では、砂で絵を描いて飾るそうだ。
特にここのお墓は、沢山の砂絵があって、コンテストも開くようだ。

ん~改めて不思議に思う。日本で言うお盆はこちらでは死者祭。
お盆にコンテスト、そんな感覚は、なんども言うが日本にはない!

この絵が全部砂で出来てるっていうんだから、すごい!
作業を見ていたら、下絵を描いていないように見えた。
きっと長年この仕事をしているんだろうけれど、それにしてもすごい神業だ!

こうしてお墓を一周し、外へでた。
こうしてみると、やっぱりすごい。お墓への入り口はイエロー。

神様カップル、わこちゃんの体調がどうもよくないので、
帰りはみんな疲れていたし、タクシーをつかって宿までビップに帰宅。
窓から入る、風が気持ちいい。タクシーの料金は距離できまる。
10分走ったくらいだと、だいたい20ペソ(220円)

写真はタクシーを降りたときにあった、洋服屋さん。


ちょっと名残惜しいけど、マーケットをあとにして、わたしたちはお墓に行くことにした。

アイスクリーム屋のおじさんが言うには、
今夜はXOXO(ホホ)でお祭りのようなものがあるそうな。
そして、これからいくお墓周辺では、死者祭にあわせたデコレーションを見れるらしい。
お盆に祭、この感覚はすごく興味深い。

死者祭は、11月1日・2日が本番なのだけど、前夜祭?として今夜も盛り上がるらしい。

どこへいっても、楽しい。そして大好きな友達がいると本当に淋しくない。
一人も、もちろんいいけれど、友達といっしょに行動するのもまた良い。
だってここはメキシコだし、友達カップルはわたしと地元が一緒なんだから、不思議だ。

メキシコの住宅は面白い。ちょっとした空いているスペースでもあれば、
オブジェや植木鉢を飾るのが習慣のようだ。
このセンス、日本ではなかなか見ない。真似したいなぁ~

暑い日差しの中、20分ほど歩くと、ようやくお墓に到着。
[#IMAGE|e0023512_0182877.jpg|200712/30/12/|

マーケットへの熱は冷めない。
もうここはパラダイスだ!まさに私の天国!好きなものしかない。
そんな世界があるなんて、驚いてしまう。

このブリキの雑貨屋さんでは、友達のために10点ほど、オーナメントを買った。
鮫マニアのあの子には、残念ながらニアミスのシャチのオーナメントを。

野菜だってカラフル、中でもアボカドはどれをとっても食べごろのようだ。
日本ではいつだって、時期を間違えて出てきてしまったアボカドが溢れていて
なんだか気の毒だったもんなぁ。

自炊はまだする予定がないから、旅の後半はキッチンがある宿でも行こう。

オアハカはチーズが有名らしい、ちょっと試食させてくれるというので、
試してみた。うまい!ほんとうに美味しい。これには驚いた。
日本で食べてきたチーズより遥かに新鮮で、味が濃い。
オアハカチーズが有名な理由も分かる。

チーズ屋のおじさんは、どうやら日本人が好きらしく、写真を撮ろうとろうと、ねだる。
ありがたいことだと、肩を並べるとほっぺにチューされそうになった。
熱血、あついなぁ。メキシコは。 

日本とは大違いである、分かりやすいというか素直というか。

チリにもこんなに黒いものがあるんだねぇ。
オアハカにはモーレネグロというチョコレートソースの料理があるらしい。
ソースに色んなスパイスを混ぜるんだそう。何しろ真っ黒なんだって。

このチリはそれに使うのかな?


おはよう、約束通り宿につくと友達の神様カップルに無事会うことができた。

とりあえず朝ごはんを食べていないので、ホテルのレストランで朝食。

オアハカのコーヒーは何しろ薄い。アメリカンだからって限界がある。
あ~美味しいコーヒーが飲みたい。

彼ははベジタリアンだそうで、
先にこちらに来ていた二人は食事にはとても苦労していたらしい。

どうやらメキシコは肉料理がメイン、
タコスなどのトウモロコシが原料のタンパク質を豊富に取るので、
かなりカロリーが高い。そして野菜不足にもなりやすいのだ。

だからみんな体が大きいんだな。と益々、納得!
そういや前方を歩くおばちゃんは、ほぼ100%正方形だ。

いやしかし、正方形に太るにはどうしたらそうなるのか不思議でならない。

やっぱり食事のせいなのか? 食事を済ませ、
とりあえずはオアハカにあるマーケットで買い物をすることに。
オアハカには、マーケットがいくつかある。 
今回はお土産がいっぱいのマーケットと、衣類メインのマーケットに行こうか。

マーケットに行く途中、ソカロ周辺でよく靴磨き屋さんを見かける。

日本でも昔はよくあったけれど、今はみなくなった靴磨きの商売。
メキシコでは、よく目にする光景で、靴磨きの仕事がなりたっているようだ。

子供から大人まで、みんな一生懸命仕事をしている。
50代くらいの男性が、外国人旅行客の小学生くらいの男の子の小さい靴を
磨いているのを見たときは、少し複雑な気持ちになってしまった。

街はもう死者祭が近いということで、祭壇に飾る花がマーケットには溢れて、
不思議なことに花もカラフル。

日本の合わせ方とはまた違って、大ぶりの花びらに派手な色の組み合わせ。
ん~メキシコらしいってこういうことなのかな。とにかくすごくキレイ!
そして安い!何本もの花束は1つ、10ペソ!(約110円)
これには驚きです!

マーケットの中には、外国人旅行客にむけた、お土産街もある。

メキシコ雑貨ってすごい可愛いんです。もう日本にいるときからメロメロだったものだから、
オアハカのこのマーケット、わたしにはもうたまらない場所で、何日いても飽きません!
約束できます、本当に。

このお店はブリキで作った雑貨だけを取り揃えたお店。
一つずつ、ペイントしているものがほとんどだそうで、なんとも可愛らしい。
まだメキシコにきたばかり。いつもは旅の最後にお土産を買うのだけど、
ここまで広いマーケットだと、一度見つけた良いものはなかなか再会できないそうなので、
良いものは好きなだけ好きなように買うことを決めていた。

初めてのマーケットでの買い物はもう止まらない!
こうしたお土産グッズを含め、まる1日の生活費 7000円 /1日 とだいぶ豪華にしていた
つもりだったが、ここまで欲しい物が揃うとどうしようもない。確実に足りなくなりそうである。

ん~このテイスト、まさに私の好みにドンピシャ!たまりません。

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