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2008.07.24 Thu

ぴっちゃん16

すると どうでしょう!   数え切れないほどの ひとひとひとの海
ぴっちゃんおめでとう お誕生日おめでとう 今日は君が生まれた日 
さみしい君もわるくない 良い顔はぼくらがつくるのさ
 
よくみると  そこにいるのはぴっちゃんの大好きな友達でした

みんなが大きな大きな海のようにあたたかく迎えてくれたのです
さみしいときは みんながいるよ お誕生日おめでとう

ぴっちゃんの大好きなひとたちは いつでもそばに 
離れていてもココロの中で まっていてくれるのです 
大きな大きな海みたいに

ぴっちゃんはゆらゆらゆれる 大きな大きな海の中で
今夜も明日もこれからずーっと先も 
たまに転んで泣いて だけどきっと笑顔でいられるのです


絵本ぴっちゃん
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2008.07.24 Thu

ぴっちゃん15

不思議なことをいう ほしくさくん

わけもわからず お気に入りの黄色い帽子をはずしました

絵本ぴっちゃん
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2008.07.12 Sat

ぴっちゃん14

ぴっちゃんの目の中は悲しかったブルーから
虹色に変わって 前がよく見えません

そろそろ約束の時間だよ と、 ほしくさくん

もう海になっちゃうの?  と、 ぴっちゃん

君の願いは君のココロの中さ 帽子をとってごらんよ

2008.07.11 Fri

ぴっちゃん13

どれだけ歩いたでしょうか やっと山のてっぺんです

みてごらん とほしくさくん

ずいぶん長い間歩いたので いつの間にかいじわるな雲は遠くへ
ぴっちゃんはそこから街を見下ろします

世界は真っ赤に燃えています 太陽の神様がやってきました 
朝がきたのです   

街はたいようの光で虹色になりました  
街はきらきら輝き まるでかわいいこんぺいとうのよう

手を伸ばして 一つ食べてみることにしました
あまくておいしい こんぺいとうは 昔あの子と食べたお菓子とおんなじ味

大好きだった あの子の思い出

2008.07.10 Thu

ぴっちゃん12

山の途中の 大きな木の下で一休み
大きな夜空は星の運動会

数え切れないキラキラ星 ぴっちゃんの涙は星になりました

キラキラ輝く星の中で  
また二人は歩き出します もうすぐ見える山のてっぺん

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