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ドラマ おかっぱちゃん旅に出る の予告編 第一弾が完成したそうです!
さっそく、こちらにもUPさせていただきます。 



みなさん、こんばんは。

3月27日から4月21日までタイ・ラオス・インド 3カ国を周ってきました。

インドには、4月3日から19日までの17日間滞在しました。 

写真はわたしが高熱を出し、毎日寝汗をかきながら眠ったバラナシの安宿。

沢山の方からメールをいただきました。本当にご心配をおかけしました。

しばらくブログを更新できませんでしたが、今日ようやく旅の想いを書くことが出来ます。

首都デリーからひとまずバンコクに到着し、21日には成田に帰ってきたわたし。

どう考えてもインドを一人、この足で歩いてきたあの長かった時間が夢のように感じられます。

まったくもって信じがたい。本当にインドという国はあったんだろうか?

そこまでわたしにとって、インドは衝撃的な国でした。

インドの東部、カルカッタにも空港はあります。

そこで暮らす人々は、いまだに井戸から引いた細菌だらけの水を汲みに行っては

生活用水として使用している。

さて、日本の成田、空港も民家ももちろんなんでもあります。

みんな生活用水は蛇口をひねれば簡単にでる。 ”水”とは蛇口から出るもの。

そういう認識が、インドでは極一部だったなんて。

カルカッタの歩道に転がるのは、石ころではなく、
埃で灰色に染まった老人、丸裸でやせこけた子供、毛の抜けた野犬、人糞

そして、異臭を漂わせるゴミ それに群がる真っ黒なカラス

その中を駆け抜けるリキシャーと呼ばれる人力車。

夜が明けては、日が昇る。

目が覚めれば、その日はまた始まってしまう。

見たいものも、見たくないものも この国にはすべて揃っていた。 

一瞬、自分が今どこにいるのか分からなくなってしまうほど
初めて見る景色と、現実と、これまでの常識が全部ひっくり返って
目の前で目には見えない心の明暗がいったりきたり、毎日がそんな感じでした。

日本にいるときのわたしと、インドにいるときのわたしは同じようで違っていた

わたしの考えや、気持ちが痛いほど目に見えて自分に嘆いたり
久しぶりに目で感じ取って、心から感動したり

いつも思う。ひとりで出かけた旅は、
いつだって良い思い出となって家にわたしを導いてくれます。

そして、こうしたらいいんだよ。と旅先のわたしが、今のわたしを支えてくれる。

まだまだ書き足りないことばかり。旅をこれから少しずつ振り返ります。

ひとまずわたしは明日から山梨へ。一泊二日出かけてきます。

日本、わたしの産まれた国。

日本のことをもっともっとよく知ることが、わたしにはきっと必要だ。

無知な状態で、日本を背負って旅をしている自分が時折恥ずかしかった。

2010年になり、この約5ヶ月で6カ国を移動して 日本が少し恋しくなった。

今年は日本をもっと愛する一年にもしたい。

それでは、また近いうちに。

みなさんナマステ

わたしは昨日バラナシからようやく脱出しました。

風邪に苦しんだ5日間。

そのせいで、今回のインドの旅全てスケジュール変更をせざる終えませんでした。

インドは広く、そしてこの時期は特に過酷。暑くて大変です。

インドを旅行しようとしている方は、4-5月は避けたほうがいいでしょう!

わたしはインドには17日間しかいれなかったのですが、これまた時間がないない

インドを充分に楽しむためには2ヶ月は欲しい。2ヶ月はいる!もっとだな。半年か!?

そんな気持ちです。なので、すごくすごく勉強になりました。


今回のインドの旅で、わたしはインドの2%くらいしか体験していないような気がします。

これまで旅したどんな国よりも刺激的で、しっかり頑張らないと、良い旅行はできない

インドは過酷です。でもわたしは大好きみたい!

牛のうんこを踏んでも、犬に追いかけられようが、インド人にだまされそうになっても

インドには魂がある。 風邪を引いたわたしだけれど、やせてちょっと良い感じになりつつ

きっと出発前のわたしより、良い女になっている気がします。

それは、インドに確実に元気をもらったからです。

わたしは何を不安に思ってこうして生活してきたのだろう?

悩んでいたことが馬鹿らしくなってしまった。

将来に不安を抱えながら生きること、そんなにつまらない時間はありません。


今は首都、デリーにいます。

昨日の列車がこれまたすごかった!

なんと15時45分発の電車は、遅刻に遅刻を重ね、次の日の朝4時50分に駅に到着しました。

待つこと約13時間。 おーい日本だったらJR職員みんなクビになっちゃうよ。

駅のホームで眠って電車を待つことは、初めてでした。

駅はいつでも人が多くて、お祭りでも始まるんじゃないかって思います。

寝たり、起きたりを繰り返し、ようやく16時間かけてデリーに到着しました。

ここはデリー。

首都だというのに、すさまじい埃に包まれ、クラクションの音に毎日耳を痛めそうです。

デリーなりの楽しいことを、今日から数日して、そしてひとまずバンコクに戻ります。


日本の大好きな友達へ

わたし元気です!大丈夫です。また元気な姿で会えますように!Boojil

おおおおおおおおおおおおおおおお!

本当に人が多いインドです。が高熱でこの2日間ほとんど誰とも会いませんでした。

薬屋のおやじと、

マンゴージュースは冷たいから飲むな!という若者インド人と

やさしい宿のスタッフ、韓国人のBONAくらいです。

なので、今日は写真がないけれど、どうにか少しは元気になったので日記を書いています。

インドは今45度~38度をいったりきたり

とてもじゃないけれど、日中は日陰以外は出れません。もーあつくって!

それにしても、かなり体力が低下しました。

かーちゃんの、家庭料理が食べたいよー!と素直に気持ちを書いてみる。


本当はリリケシュという場所に、12年に一度のサドゥの祭典 『クンブメーラ』にいく予定でしたが

今日出発するはずだった列車もすべてキャンセル。 ベッドに潜る数日を過ごしました。

それでも尚、不思議ですね。というか当たり前なんだけど

わたしの体調が変化しようが、貧しい親子はいまだお金をせがみ、子供は泣いている

ガンガーでは今も尚、死者が焼かれている それを実に来る世界中から集まる観光客


仲良くなった、インド人サントゥはこう語ります

『インドにはいいことも、悪いことも なんでもある なんでも見ることができる

そして、ここに来ると人はみな、自分が何をしたらいいのか 何をしたいのか 

それが見えて来るんだよ。』


そうだね。わたしはここで自分の本当の冷たさと、本当に必要なものが見えたから

彼のいう、その言葉がすんなり体にはいって 

悪いものは隠してばかりの日本を 少しだけ残念に思った

インドでは人と人がいつも自然と助け合い、 時にはいがみあい、争い

とても生きている感じがします。


日本とは比べられないくらい みんな金銭的なことをいえば貧しいのに

だれひとり 死にたい そう考えている人にわたしはまだ会っていない

神様 という存在を信じることで、人はいくらか救われるのかもしれません。

日本は無宗教でしょう。 


わたしは高熱をだしたボーっとした頭で、
毎日自分の環境と、インドを比べては笑い、泣き、楽しんでいます。

それではまた。


ナマステ 風邪をひいているわたしです。
喉が完全にやられてしまって、まるでレディーボーイボイス。

今朝は日の出と同時に、ガンジス川を目の前に、笑うヨガ体操に参加しました。

子供が50人ほど参加していた、このヨガ。

大きく手を広げて、最後に先生が大笑い。 「あはははははははははは~!」

すると50人もの子供達が一斉に笑い出します。

それを見ていて、わたしも参加することにしました。


何を言っているかまるで聞き取れませんが、言葉が通じなくてもヨガには必要ありません。

このところ、どんな運動もしていなかったので、体は硬い硬い

わたしの不恰好なヨガに、周りの子供達や、観光客も苦笑していました。

30分程度のヨガは、朝5時半から行われ、最後に伝統楽器 タブラの音にあわせて

リラックスしながら眠ります。

わたし体重が明らかに減りました。 きっと暑さのせいです。

ここにくると、食事の量も、少なくなり、お菓子は一切食べていません。

帰ってきたら、もう”豚ー子”とは呼ばせませんよ!

バラナシでの生活も残すところあと2日。

今日は寝苦しかった宿から、移動しました。 今日はゆっくり眠れるでしょう。


昨日仲良くなった韓国人グループと、夕飯を食べました。

あーとても楽しい時間でした。


みなさん ナマステ わたしは今日もインドは北部、バラナシにおります。

ここは毎日通っているチャイ屋。 嘘つきだけど、根は良い奴 彼の名前はハリーです。

毎日日光に当たりすぎて、そんでもって宿の目の前はノイジーで眠れません。

結果、わたし昨日は半日ずっと宿で寝ておりました。白目だったらしい。

ちょっとだけ元気を取り戻し、仲良くなったインド人 サントゥに
一軒だけすすめられた服屋さんに連れて行ってもらうと

これまた陽気なインド人がいるではないか。
彼の名前はサンジュ 似たような名前ばかりで面白い

かわいい服のオンパレード。

『ルック』 ちょっと片言の英語で 見ろ見ろ とりあえずいいから見ろ と すすめられる。

『これはシルクのスカートだから 400ルピーだよ』 ・・・そうか日本円にして800円ね。。。

うーん、どうしようかな もう少し安くできる? 『・・・ オーケー!』

ひとまず試着を繰り返すも、サイズが合わなかったり 色が似合わなかったり

そんな中、4点気に入るものがあったので購入。

お金を払った後、またもや 『ルック!』 と端から順に商品を持ってくる。

部屋中服だらけになってしまったところで

『お前はカシミヤのストールが欲しいだろ? ルック!』 という

おい!またかいな。どんだけ見て欲しいんだ!?

あーもういい加減にしてくれ あまりにもしつこいので爆笑してしまった

7000ルピーから、2000ルピーにディスカウントしてくれた (約4000円)

仕入れ値は他の友達に聞いたら 3500ルピーもするらしい

彼の友達は、あほだといって爆笑していた 仕入れ値より安くしてくれたのである。

まぁ、それも彼がチャーミングだからなんだけど

インド人はうらやましい うそをついても なんでか許してしまう

彼の名前をミスタールックと名づけることで、一件落着

しかし、持ち帰って今日気づいたが、100%シルクではなかった。

チャーミングなミスタールックも、嘘つきであった

これがインド このひとこそ、インド人

それでもわたしはインドが好きである

そういえば、先日ガンジス川で、亡くなった人の焼き場を見に行きました。

お金持ちのインド人は、3時間かけてガンジス川のガートと呼ばれる場所で
燃され、灰になり川へ流される。

お金のないインド人は、機械で10分程度で燃されるそう。
 
インドでは、”死”と、”生”がいつでも隣り合わせにあります。

わたしはここに来てから、不思議と”死”というもの、
そしてこれから生きていくことに小さな不安も持たなくなりました。

それだけインドには不思議なパワーが集まっています。

生きていると、色んな不安が襲ってくるけれど 

きっと日本に帰ったら どんな人に聞かれようと、
インド人のように 『ノープロブレム !(問題ない)』 と 答えることができそうです。

あと残り10日程度ですが、まだまだ面白いことが待っているでしょう。

それではまた!

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