BLOG

IMG_7644 2.jpg8月6日、30歳になりました。思ったよりも30歳、変わりません。

昔は30歳なんてものすごい大人のように感じていたけど、みんな中身は変わらないものですね。


何かと焦りがちで、がむしゃらに走り抜けた20代も終わり、これからは作家として深みが出るような10年にしていきたいと思います。

今はたくさん、絵が描きたい。新しい作品作りに挑戦します。結婚もして、家庭のことももっと頑張らなくっちゃ!


来年春は4年振りに大きな個展を開催することにした。会場を探しているところ。

今年は結婚式やパーティーで慌ただしくて、それどころではなくなってしまったし

この目標だけはどうにかして叶えたいこと。


できれば地方にも巡回展でまわれたらいいなあと思います。

映像も、立体もいろいろできたらいいなあ。30歳の記念に!わたし頑張ります!!

Boojilの活動も10年が経ち、世界各国を旅して感じて来たことを形に出来たら嬉しい。


30歳を迎えて、仕事もプライベートも充実しているのは 大好きな友達と、家族、そして応援してくれているみなさまのおかげです。

改めて感謝を!本当にありがとうございます。どうぞみなさまこれからも応援よろしくお願いします〜!


それでは、毎年恒例の目標を掲げます!


30歳のわたしは


◆結婚パーティーを成功させる


◆大きな個展を開催する


◆本を出版する


◆新しい仕事に挑戦する


◆東京おかっぱちゃんハウスをリニューアルする


◆ヨーロッパへ旅する


◆英語、スペイン語を勉強する


何事も手を抜かず、一生懸命活動します!

どうか、叶いますように!




2014.06.23 Mon

日々思うこと vol.1

boojilmexico035.jpg

この頃、頭の中でいろんなことを考えている。

メキシコで一人きりの時は、妄想してばかりだったので
早く動き出したくてウズウズしていた。

日本に帰ってきたのが昨年の3月末。あっと言う間に1年が経過した。

この一年ちょっとを振り返ると、、、


・メキシコ留学をして、
グアテマラ、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、アメリカ、スペイン、モロッコを旅した


・東京に拠点を移し、イベントスペース「東京おかっぱちゃんハウス」がスタート
レギュラーでNHKのテレビ番組を担当させてもらった


・プロポーズされ結婚をし、家族が増えた


なんだこれ、目まぐるしい。とてもじゃないけど、1年ちょっとの出来事とは思えない。

しかも人生で大きな出来事ばかりが続いて、ちょっと怖いくらいだ。

これは世に言う転機なのかもしれない。


boojilmexico036.jpg


メキシコでわたしはひとりで生活をしていたので

毎日毎日夢をノートに書きなぐっていた。ああしたい、こうしたい。

そういう気持ちはぼんやりと、ただ想っていただけでなく、強い目標となっていった。

書いたことは7割は叶った。残りの3割については、そこまで強い想いがなかったから叶わなかったんだろう。


30歳を目前に、20代でやり残したことはないくらい 叶えたかった夢はほとんど叶ってしまった。


20代が終わろうとしている。あのキラキラと輝く、体の奥底にある好奇心たちが

年齢とともに少しずつ落ち着き始めているのを感じる。


これからわたしはどこへいくんだろう

30歳を迎える前に、頭の中をすっきりとさせたい。


向かう方向さえ決まれば、後は動くのみ。

目標を掲げることがこんなにも難しい数ヶ月を過ごしたのは初めてだ。

きっとじっくりと考える必要がある。これから決まる目標はきっと人生を大きく揺さぶる。

だから焦らずゆっくりやってみたい。



来月またメキシコに出かける。

今度は最愛のパートナーと。

わたしが大好きなメキシコの地を、彼と一緒に歩くことはずっと夢だったんだ。

ホームステイ先に「彼氏と結婚をしたら、きっとここに連れてくるから」と約束をしたこと

そういえば、今思い出した。約束を果たせそうで、嬉しい。


きっとメキシコでいろんなことを思い出すだろう。

これからのことを考えるだろう。


もしかしたらわたしは夢と一緒にずっと生きていたいのかもしれない。

だからこそ、わたしはいつも考えるのが好きなんだ。


これからはひとりの目標ではなく、わたしの夢も、ふたりの目標になるといいなと思う。




2014.06.02 Mon

しあわせな結婚式

DSC_0691.JPG


みなさまにご報告いたします。

2014年5月31日 鎌倉鶴ケ岡八幡宮にて

晴れ渡る青空の下 結婚式を行いました

高校で隣の席に座っていた彼が こうして生涯のパートナーになることは

わたしを始め、周りの友人もみんな想像もできなかったと思います。


人生何があるか分からないなあと 不思議に思います

愛する人と一緒になれたことをこの上ない幸せに思います


そして、わたしたちの背中を押してくれた友人たち 

並びにいつも応援してくださるみなさまに、改めて感謝申し上げます。


母はわたしの姿を見るなり、泣いていました

父はとても嬉しそうで 終始ニコニコ顔で喜んでくれました

姉も「おめでとう」と何度も声をかけてくれた

おじいちゃんはわたしにお祝いとして俳句を詠んでくれた

おばあちゃんは泣いたり 大笑いしたり 踊ったり 感情がとても素直で わたしは、ばあちゃんに似たなあと思う

親戚のみんなもみんな出席してくれて

幸せが渦巻いていました


大切な親友たちから、道行く人から、たくさんの祝福をうけ 

涙なみだの結婚式となりました

20代最後に、幸せの頂点を迎えたようにも思います


こんな想いができるのは、今日まで命を繋いでくれたご先祖様のおかげ

そして、お父さんお母さん わたしをこんなにも健やかに育ててくれてありがとう

たくさんの反抗期をお許しください これからはたくさん親孝行しますからね


わたしがこうして、絵を描く人生を歩めたのは紛れもなく

これまで支えてくださったみなさんのおかげです。


そして、絵を描いていなければ 今日を迎えられなかったでしょう

これからは夫婦共々、二人三脚で頑張っていきたいと思います。


これからもBoojilの活動をどうぞ見守ってください

宜しくお願い致します。

2013.11.20 Wed

かぐや姫とわたし

先日ジブリ美術館の方から試写会のお誘いをいただいて、来週から公開が始まる

最新作ジブリ映画「かぐや姫」を見に行った。

http://kaguyahime-monogatari.jp

公開間近の「かぐや姫」があまりにも素晴らしく、心を揺さぶられたので記録として残したいと思う。自分の言葉で。
映画を見に行った流れも書いておくことにする。

かぐや姫2.jpg

感想に入る前にわたしの近況をあわせて書いておきたい。

映画を見に行く前日、わたしはじいちゃんに会いにいった。


*****************

じいちゃん.jpg

わたしには90歳のじいちゃんがいる。
戦時中、出兵してどうにか生き抜いた人。わたしの世代からは想像もできない辛い時代を肌で感じてきた人である。

何か迷うことがあると 会いたくなる人。

すごい時代を生きた人の言葉は、いつもわたしの背中を押してくれるから。


久しぶりに会ったじいちゃんは、背骨がすっかりまがってなんだか小さくなってしまっていた。

たった数ヶ月で人はこんなにも老いてしまうのかとショックを受けた。

どこか寂しさを感じる背中だ。でもいつも笑顔で迎えてくれる。ありがたい。


今、わたしのばあちゃん、つまりじいさんの嫁さんは病院にはいっている。認知症がひどくなったためだ。
60年連れ添った人と、暮らすことが出来なくなってからじいちゃんはすっかり元気をなくしてしまい
生きる希望を昔ほどもっていないように感じる。


じいちゃんの内側から出ている寂しさを感じるようになったのは、ばあちゃんの調子が悪くなってからだ。

最愛の人と死ぬまで一緒にいれるかというと、残念ながらそうもいかない。

そのことに気づいたのはここ数年前だ。

「ばあさんは旅行が好きだった 日本中行っていない場所はないくらい。勝手に旅立ってしまうんだから、困ったものだよ」

そういいながら、じいちゃんは笑っている。でもどこか寂しそうに。

じいちゃんと話していると、わたしの心はいつもぐぐぐっと大きな動きをする。

人の人生は儚いものだ


いつもじいちゃんに会った帰り道は、生きていくことの意味合いを深く考える。

いつか終わりを迎える人生を、わたしはどう生きようか。


*****************

かぐや姫1.jpg

翌日「かぐや姫」を見に行って、6度は涙を流し、終わったあと宙に浮いたような気持ちになった。

確実に、見る前のわたしと、見た後のわたしは内側に大きな変化があった。

外に出た瞬間。目の前の景色がキラキラと輝きを増してしまうほどに。

ちょっと大げさかもしれないが、この地に生まれた意味を教えてもらったように思う。

悩みや不安がどこかへ消えていった。魔法のように。

人を輝かせる、素晴らしい映画。今思い出しても泣ける。

人生に迷うときがきたら、きっと答えをもらえるはずだ。

またすぐにでも見たい。ああ、本当にほんとうに良い映画だった。

非常におすすめしたい、ジブリ至上一番泣いた映画になった。

IMG_2428.jpg

カンクンは気候が本当によくって、歩いているだけで開放的な気持ちになる。

せっかくなので、海をとことん楽しみたいものだ。

カンクンから車で1時間半の場所にあるシカレには大きな海洋公園がある。

イルカも、ジュゴンも、ウミガメも、バクも、オウムも、ヒョウもなんでもいる。

レストランやBARもあり、朝から晩まで楽しめるスペシャルな観光地だそうで

先日カンクンに到着したアーティスト仲間のトーチカ、モンノちゃんと合流し

わたしたちもさっそく遊びにいく事にした。

xcaret1.jpg

到着後すぐに洞窟の中を30分以上かけて泳ぎながら進んでいく。

これがまた最高に面白かった。奥に行くにつれ日光が入らず先が見えないので怖い。

コウモリがいっぱい住んでいるそうな洞窟をこわごわ進んでいく。

まるでアドベンチャーの舞台にいるような気持ちになる。

わたしたちは女二人で来ているが、他のお客さんはカップルか家族連ればかり。

女二人で誰よりもはしゃぎ、うらやましさを打ち消した。

いいな〜いいな〜彼氏とふたりで来れたらいいのにな〜などと、二人とも言いたい放題欲望をむき出しにしてやった。

PC142060.jpg

お次はイルカと泳ぐアクティビティーに参加する。

初めて間近で泳ぐイルカに一同大興奮。一緒に泳いだり、握手したり。

イルカは人懐こく、とっても優しかった。なんてかわいいのでしょう。

しかしながら、今度彼らと会うときは、自然の海の中で出会いたいなぁ。と思う。

その後、美味しい夕飯を食べながら、メキシコの伝統舞踊SHOWを約2時間観賞し

お腹いっぱい、胸いっぱい。

これから南米に南下していく上で、きっと移動も大変だろうし

いろいろ困難もあるかもしれない。

その前に気候の良いこうした場所でゆっくりとびきり贅沢な一日を過ごせたのは本当によかったと思う。

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10     >> 
PAGE TOP