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シーズンに向けて、外国人がどんどん増えてくる、ここ倶知安町。

そんな中わたしはものすごい厚着のせいで、だるまと化していました。

風邪のなか、わたしに優しい声をかけてくれるスタッフのタケダさん、佐藤さん、友人たち。

感動しつつ、風邪は悲しいことに悪化するばかり。

友人宅では体が休まらないだろうと、近くのペンションにうつることも提案してくれ、

感謝しっぱなしでした。


そして、夜までおとなしく眠り、みんなにお礼の刺身を近くのすし屋で予約。

夕飯くらいはみんなで食べようと、

ネーサンズに戻ってみると、今夜の夕食はなんと鍋!そして海鮮づくし!
しまった!わたしの刺身7品盛よ、勝てるのか!?

北海道 倶知安のスーパーは侮れません。
うまいのなんのって、海鮮物の安さと、でかさ。

ホタテだって、ものすごく肉厚で、大きいのに10個いり、400円しませんからね。

おいしい夕飯も風邪には勝てませんでした。

いつもの半分しか食べれないわたし。健康が一番とはよくいったものです。

そんなこんなで、風邪をひいてしまうと、書こうと思っても、寝てばかりなので
書くことがありません。

とにかく、皆様ありがとうございました。ってことで、明日は早いもので
北海道出発の日です。


北海道旅行は、雪と優しさをもらいました!みんな大好き!
写真は風邪中で死にそうなわたしと、ネーサンズのみんな

朝目覚めると、のどが痛い!北海道、倶知安は乾燥しているようだ。

暖房がなければ、凍死。
暖房必要不可欠なこの土地に慣れていないわたしの喉は、イガイガしている。

なんとも!この風邪の前兆とでもいいましょうか。
そんなの関係ねぇ~ というのは、こんな時に使えばいいのでしょうか?

はて、朝7時に起床、みんなで朝の食卓を囲み、お昼までジャガイモを眺める。

この芋たち。おいしそうである。

こっちのネーサンズのポテトは最高においしい。
なんてったって、ニセコのジャガイモだし、ヒミツのレシピに隠された味は
ここでは公表できん。とにかく芋に愛情がないと、完成しない代物。
みんなの愛が芋を育てます!そして倶知安のキャラクターもジャガイモ!


「じゃが太くん」
ジャガイモがスキーをしているデザインで、
肌色のじゃが太が、ブルーのスキーをはき、
グリーンのふちどりのスキー帽をかぶっている。

三角形のスキー帽は正ちゃん帽で、
羊蹄山をイメージしたらしいよ。


友人がすすめてくれた、かわい子ちゃんしかいない、
サンドイッチとケーキのお店をお昼ごはんのターゲットに!

今まで見たことのないでかさのサンドイッチの中身。
そう、それはオムレツでした。はみ出しています。
ケーキも半端じゃない、うますぎる。
ここは夢の国ですか?グルメな街、倶知安。


おなかいっぱい大満足な私たちは、
とうとう恐怖の10年ぶりスキーに挑戦!

スキー場まで徒歩5分。
歩いてすぐあるレンタルショップで一通り借りて、
スキーの始まりです。


カメラは持っていかなかったので、ゲレンデ上からの景色や、
疲れきって、見上げたゆっくり降りてくる、ふわふわの粉雪も
写真には納まってないけれど、ものすごく神秘的だったんだよ。

とっても寒いけれど、とっても静かで、あるのはふわふわの雪だけなんだよ。
きれいだなぁ。って惚れ惚れしちゃうよ。

雪に恋してました。ぽ

雪山は、きっと何か大きな力があるんだろうね。
山は、そういう場所だと思うのです。

そんな大きな力ある、倶知安の山の神様は、わたしに風邪を与えてくれたのでした!

でも、わたしナイターまで、よく頑張った!
幼少の頃のスキーのやり方、忘れてなかったよ!ビバ直滑降!

おかげで帰ってからは、ず~っとぶるぶる震えてしまって、もう大変でございました。

あんなに風情のある、天然温泉で1時間もあったまったはずなのに、
風呂から出るなり、もうだめ。 ぶるぶるぶる

厚着して、もう眠るしかありません。
明日からの北海道旅行、どうしたらいいの~!


待ちに待った夕飯。

うまいのはホットドックだけじゃないことを知る。

蛇口から出る水が旨すぎる。

まろやか。包み込まれる!

そんなお水で炊いてごらんよ、ほらみなさい。

ピカピカつややかなお米は、今まで実家で食べてきたヒトメボレを6段階も上回る。

水が違うだけで、こんなにも美味しくなるなんて!
そして友達が調理してくれた、野菜炒めの旨いこと。

いつもはそこまで量を食べない、白米も、茶碗2杯分はペロリと平らげてしまった。

お腹いっぱいになったところで、
友人がお土産に買ってきた群馬の日本酒「かかあでんか」が振舞われる。

こちらも倶知安の水に劣らず、美味。
まろやかすぎる。包まれる。

そして寝袋に包まれ、今夜は眠るのでした。

明日はスキーをしよう。ALL レンタル!


車内はとっても暖かい。

外は東京とは大違い、コンコン降る雪は寒さを増してる。

タケダさんは言う「今日は暖かい方ですよ。」 恐るべし。

20分位だろうか。見覚えのある看板だ! 「nathans」
わ~!やっと会えるのね。嬉しさのあまり、佐藤さんとのご挨拶はハグでした。

ひとまず荷物をおろし、お気に入りのチリチーズドックを注文。

あ~幸せ。うまうま

夜になるまで、ソファーでゆったりおやすみ。
仕上がったばかりのわたしがデザインした、ポイントカードに感激。

店で働く友人2名には2ヶ月ぶりの再会。
彼らもまた、大好きな友達である。

わたしの人生に大きな影響を与えた二人である。


夕飯まではまだまだ時間があるので、市内を歩いてみる。
噂どおり、外人だらけだ!スノーパウダーは予想をはるかに上回る。
新雪に足を伸ばせば、沈んでいくというより包まれるという方が適当である。

パウダースノーを求め、オーストラリア、シンガポール、香港からクルクルスキーヤーたちよ。

わたしも10年ぶりのスキーとやらに再挑戦してみようかしらね。


宿を出発すると、行きのギリギリ飛行機とはうってかわり、
なんともスムーズな移動に成功。

車中、一つ気づいたことがある。
みんな肌が雪のように白く、つるっつるだ!なんと自然の力なのか。
高校球児もニキビが見えない。君の顔は平地なのか!素晴らしい。

結局、目的地の倶知安には夕方到着。
なんとスムーズとはいえ、北海道内を6時間の移動というのに驚きだ。

わたしの大好きなホットドック屋の佐藤さん。
彼に連絡すると 

「店のスタッフ タケダさんが倶知安駅に買出し出てるから、駅で待ってて。
タケダさんにお願いするから。30分後くらいにはつくって。」

なんと優しいお言葉!タケダさんには会ったことがないけれど、
これこそ初めての土地につきもののホッコリストーリーではないか。

雪の降りしきる、倶知安前。
おばあちゃんがとっても可愛らしく見えるのは、雪のせいだろうか。

そして30分後、タケダさんらしき人がいらした。
挨拶をすませ、車に乗りこむ。彼もまた、肌がツルツルだ。ん~恐ろしき倶知安の力。

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