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2010.04.24 Sat

ドラマ予告編 公開 と インドからの帰国

ドラマ おかっぱちゃん旅に出る の予告編 第一弾が完成したそうです!
さっそく、こちらにもUPさせていただきます。 



みなさん、こんばんは。

3月27日から4月21日までタイ・ラオス・インド 3カ国を周ってきました。

インドには、4月3日から19日までの17日間滞在しました。 

写真はわたしが高熱を出し、毎日寝汗をかきながら眠ったバラナシの安宿。

沢山の方からメールをいただきました。本当にご心配をおかけしました。

しばらくブログを更新できませんでしたが、今日ようやく旅の想いを書くことが出来ます。

首都デリーからひとまずバンコクに到着し、21日には成田に帰ってきたわたし。

どう考えてもインドを一人、この足で歩いてきたあの長かった時間が夢のように感じられます。

まったくもって信じがたい。本当にインドという国はあったんだろうか?

そこまでわたしにとって、インドは衝撃的な国でした。

インドの東部、カルカッタにも空港はあります。

そこで暮らす人々は、いまだに井戸から引いた細菌だらけの水を汲みに行っては

生活用水として使用している。

さて、日本の成田、空港も民家ももちろんなんでもあります。

みんな生活用水は蛇口をひねれば簡単にでる。 ”水”とは蛇口から出るもの。

そういう認識が、インドでは極一部だったなんて。

カルカッタの歩道に転がるのは、石ころではなく、
埃で灰色に染まった老人、丸裸でやせこけた子供、毛の抜けた野犬、人糞

そして、異臭を漂わせるゴミ それに群がる真っ黒なカラス

その中を駆け抜けるリキシャーと呼ばれる人力車。

夜が明けては、日が昇る。

目が覚めれば、その日はまた始まってしまう。

見たいものも、見たくないものも この国にはすべて揃っていた。 

一瞬、自分が今どこにいるのか分からなくなってしまうほど
初めて見る景色と、現実と、これまでの常識が全部ひっくり返って
目の前で目には見えない心の明暗がいったりきたり、毎日がそんな感じでした。

日本にいるときのわたしと、インドにいるときのわたしは同じようで違っていた

わたしの考えや、気持ちが痛いほど目に見えて自分に嘆いたり
久しぶりに目で感じ取って、心から感動したり

いつも思う。ひとりで出かけた旅は、
いつだって良い思い出となって家にわたしを導いてくれます。

そして、こうしたらいいんだよ。と旅先のわたしが、今のわたしを支えてくれる。

まだまだ書き足りないことばかり。旅をこれから少しずつ振り返ります。

ひとまずわたしは明日から山梨へ。一泊二日出かけてきます。

日本、わたしの産まれた国。

日本のことをもっともっとよく知ることが、わたしにはきっと必要だ。

無知な状態で、日本を背負って旅をしている自分が時折恥ずかしかった。

2010年になり、この約5ヶ月で6カ国を移動して 日本が少し恋しくなった。

今年は日本をもっと愛する一年にもしたい。

それでは、また近いうちに。

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