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2010.04.09 Fri

インド 日射病にやられて白目


みなさん ナマステ わたしは今日もインドは北部、バラナシにおります。

ここは毎日通っているチャイ屋。 嘘つきだけど、根は良い奴 彼の名前はハリーです。

毎日日光に当たりすぎて、そんでもって宿の目の前はノイジーで眠れません。

結果、わたし昨日は半日ずっと宿で寝ておりました。白目だったらしい。

ちょっとだけ元気を取り戻し、仲良くなったインド人 サントゥに
一軒だけすすめられた服屋さんに連れて行ってもらうと

これまた陽気なインド人がいるではないか。
彼の名前はサンジュ 似たような名前ばかりで面白い

かわいい服のオンパレード。

『ルック』 ちょっと片言の英語で 見ろ見ろ とりあえずいいから見ろ と すすめられる。

『これはシルクのスカートだから 400ルピーだよ』 ・・・そうか日本円にして800円ね。。。

うーん、どうしようかな もう少し安くできる? 『・・・ オーケー!』

ひとまず試着を繰り返すも、サイズが合わなかったり 色が似合わなかったり

そんな中、4点気に入るものがあったので購入。

お金を払った後、またもや 『ルック!』 と端から順に商品を持ってくる。

部屋中服だらけになってしまったところで

『お前はカシミヤのストールが欲しいだろ? ルック!』 という

おい!またかいな。どんだけ見て欲しいんだ!?

あーもういい加減にしてくれ あまりにもしつこいので爆笑してしまった

7000ルピーから、2000ルピーにディスカウントしてくれた (約4000円)

仕入れ値は他の友達に聞いたら 3500ルピーもするらしい

彼の友達は、あほだといって爆笑していた 仕入れ値より安くしてくれたのである。

まぁ、それも彼がチャーミングだからなんだけど

インド人はうらやましい うそをついても なんでか許してしまう

彼の名前をミスタールックと名づけることで、一件落着

しかし、持ち帰って今日気づいたが、100%シルクではなかった。

チャーミングなミスタールックも、嘘つきであった

これがインド このひとこそ、インド人

それでもわたしはインドが好きである

そういえば、先日ガンジス川で、亡くなった人の焼き場を見に行きました。

お金持ちのインド人は、3時間かけてガンジス川のガートと呼ばれる場所で
燃され、灰になり川へ流される。

お金のないインド人は、機械で10分程度で燃されるそう。
 
インドでは、”死”と、”生”がいつでも隣り合わせにあります。

わたしはここに来てから、不思議と”死”というもの、
そしてこれから生きていくことに小さな不安も持たなくなりました。

それだけインドには不思議なパワーが集まっています。

生きていると、色んな不安が襲ってくるけれど 

きっと日本に帰ったら どんな人に聞かれようと、
インド人のように 『ノープロブレム !(問題ない)』 と 答えることができそうです。

あと残り10日程度ですが、まだまだ面白いことが待っているでしょう。

それではまた!

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