2007.09.11 Tue
沖縄うきうき日記5
2007年9月11日
旅に出ると、生活のリズムがごそっと変わる。
朝6時半に起床、これはきっと父の血がわたしに流れている証拠だ。
まるでバアさんのように早起きをして、動かずにはいられない。
沖縄の朝といったらそれはもう気持ちの良いものだ。
わたしは今日西表に入ることを決めて、またもや慌しい朝を過ごすことになる。
昨日から一緒のスーさんを誘って早朝の海で泳ぐことにした。
昨日泳いだカイジ浜の海、今日は優しくないようだ。
男女二人できたからなのか、余計なヤキモチをやいたのか、なんなのか。
海は潮が満ちているし、荒れているし、雲は分厚いし。
どうやら不機嫌をつらぬくらしい。
まーそんな無愛想な海に水着いっちょでもぐりこみ、せっせとクロール。
なかなか前に進まず、断念。なさけない二人であった。
濡れたまま服をその上に着てしまったため、わたしの服はびしょぬれ。
宿に戻って、風呂にはいることにした。
風呂に入っている間、乾燥機で服を乾かせと、みんなにすすめられたので、
なるほどーと、わたしは乾燥機に服をぶち込んだ。
風呂から出て体を拭いて、やっと気づいてしまった。
そうだ、わたしの荷物は全て石垣にあるんだった。。。。
昨夜泊まる予定のなかった竹富に一泊し、そんなわたしは今、素っ裸。
乾燥機はガランガランと音をたてて、周る。
わたしの目はグルングルン。いつまでまってもなかなか終わらない。
そんなわたしは素っ裸。いつまでまっても乾かない。
30分間待った。ひたすら素っ裸で待ったのに、乾いていない。
一番不快な着心地の生乾きだ。んーやるせない。
さ、チェックアウトをすませて、石垣へ戻ろうじゃないの。
そう、生乾きのこの服で。
つづく