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東京はようやく春めいてきました。
ポカポカの日差しを浴びると、とっても元気になる季節。

さてさて、第4話の更新です。



妊娠が発覚したはいいが、特に変化のない腹部。

「いつからお腹が出てくるのかしら・・動きもまだ分からないし・・」

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本当に赤ちゃんがこの中にいるのだろうか?と、半信半疑なわたしは
この時期、2週間ごとにある産婦人科での検診を思った以上に楽しみにしていた。

子を宿すまで、知る由もなかったが、妊婦というものは想像していたよりも心配性だ。


いつもポジティブな考えを持つように心がけて来たわたしだけれど

妊娠をしてからというもの、これがホルモンバランスの変化なのか? 


別人になったんじゃないかというくらい、特に理由もなく

「赤ちゃんが死んでしまったらどうしよう。」など、朝起きるたびに考えていた。


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たった14日、寝たらやってくる次の検診日。


世に言う安定期は4ヶ月。(妊娠16週=妊娠5ヶ月の始まり)

先は短いようで、長い。


混み合った待合室。

きっとここにいる妊婦さんはみんな、不安を抱えているはずだ。

先生の「順調ですよ」という一言がこんなにもわたしの心を左右するとは。



妊娠2ヶ月、3ヶ月と、相変わらず仕事を続けていたわたし。(イラストレーターの仕事です)

この頃になってようやく"つわり"がやってきた。

朝、お腹が空いていると具合が悪い。強い吐き気がする。
何か食べないと、気持ちが悪いまま。

おっさんのような声で「おえっ」を連発。

わたしのタイプは "食べづわり" というらしい。

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適当に朝食を済ませ、あーこれで落ち着くかな。

と安心していると、20分後くらいに再び吐き気がする。


歯磨きをすると、食べたものが全てリバースすることもしばしば。。。

大好きなインドカレーを食べにいった時はひどかった。


帰り道、またもや気持ちが悪くなり 自宅まで5分の道を我慢できず 近所のマクドナルドへ駆け込みリバース!

「あぁ、インドカレーがああああああああああ!全部出てもうたあああああああああ」

まさに、悲劇である。

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あぁ、こんなに具合が悪いんじゃ、世の中の働く妊婦さんはもっと大変だな。。。

わたしの場合、仕事は自宅でもできてしまうため 具合が悪ければちょっとベッドで休むこともできた。



しかしながら、外での仕事もたまにはあるわけで・・

その日は、ワークショップの仕事で自宅から30分の場所にあるクライアントのオフィスへ。

バスと電車を乗り継ぎ、到着。



車酔いなんぞ、ほとんどしたことのないわたしだけれど、妊婦になってからどうもバスに弱くなってしまった。

気持ちが悪いまま、仕事をする。 不思議なことだけれど、人と会っている間はつわりがある程度収まる。
きっと緊張感があるからだろう。

仕事を終え、夕方帰宅しようと再びバスへ乗り込む。

「ううう、具合が悪くなって来た。。」


どうにか持参していた水を少しずつ呑んで、気を紛らわすも吐き気は止まらない。

最寄りのバス停まであと少し・・頑張れ、我慢するんだあ・・!

母ちゃんになるんだろうううよおおおお

・・・・・・・・・・・・・おげげげげげえええ!


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我慢ならず、あと家まで50mのところで歩きながら3回吐いてしまった。。

こっこれは。。。マーライオンだ、、、 妊婦はマーライオンだっ


こんなことなら、シンガポールで吐きたい。と強く願う、おかっぱちゃんでした。



つづく・・・!

次回は、いよいよ赤ちゃんの性別が分かりますよ〜!


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寒い日々が続いていますが、みなさんお元気ですか?
お待たせしました〜前回に引き続き、第3話の更新です。


妊娠発覚後、翌日すぐに産婦人科へ。わたしは家からバスで通える距離にある病院にひとまず行くことにした。

妊娠検査薬で陽性反応が出たとは言え、やはり病院でも検査してもらったほうが安心だ。


産婦人科にはお腹の大きな妊婦さんもいれば、女子高生、おばあちゃん、こども。。。など

どこを見渡しても、もちろん女性しかおらず、とっても静かで独特の雰囲気をかもしだしている。


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わたしは待合室で、待っている間、、

先生に「ご懐妊です。おめでとうございます!」

ドラマで見たことのあるようなシーンを妄想し、内心ドキドキしていた。


1時間ほど経過した頃、わたしの番がようやくやってきた。

「おかっぱちゃん〜どうぞこちらへ。1番の診察室に入ってくださいね」


中に入ると、その直後、看護師さんから

「それでは下着を脱いで、そのイスに座ってくださいね〜。」と声をかけられる。


座ると、自動でイスが動きだし、わたしの足はカエルのように広がり

大事な大事なオマタ様がおっぴろげ状態になるのである。


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「はい〜力抜いてくださいね〜」カーテン越しに男性の先生の声が聞こえる。

あぁ、見知らぬ男性にオマタ様の中に器具を入れられ、中の様子を見られる、この恥ずかしさよ・・・・


男性のみなさん、びっくりするのではないでしょうか。。

これが現代の産婦人科なのであります。


そんな恥ずかしい時間を過ごした後(といっても検査は数秒)

先生から結果を聞く。


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陽性反応でて、翌日に来たなんて、ほんと飛んで来たんですね・・・!

すっごく小さいけど、、、赤ちゃん、いました。

とりあえず、2週間ごとに来てもらって、問題なければ母子手帳もらってください。」

先生はちょっと笑って赤ちゃんの写真をプリントして渡してくれた。


写真を見ても、クリオネのような小さな丸い物体がそこには写っていて

「そうかそうか、赤ちゃんがいるんだなあ。わたしもお母さんになれるのかなぁ。」

と、今まで感じたことのない嬉しさと、不安な気持ちが入り交じった不思議な感覚になった。



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できたての赤ちゃん。まだ体に変化はない。

本当にいるのかしら?疑問に思いつつも、これから始まるであろう"つわり"

おかっぱちゃんは、まだその経験したことのない苦しさを知る由もなかったのである。


次週につづく〜

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Boojilが主宰、運営する東京おかっぱちゃんハウスで

マタニティヨガの教室を開催します。


"こころつながるお産の話マタニティヨガ"

2015年2月25日(水) 10:30-13:30

3,000円 (お茶付き・お昼ご飯など持ち込みOK) 

定員10名 (残りわずかです)

今回はマタニティヨガと、セサミオイルでセルフマッサージをお教えします。
また、お教室の後は希望者だけで、石神井公園の中をウォーキングしますよ〜!

みんなでマタニティの特別な時間を楽しみましょう。


詳細、ご予約はこちらから 

http://infoboojil.wix.com/okappachan-house#!schedule/cee5



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