前回の旅日記のつづきです～ 台湾編 後半いきますよ！

昨日いっぱい歩いたからか、疲労していたわたしは熟睡して目覚まし時計がなるまで一度も目覚めなかった。

カーテンを開け、外に目をやると早朝から週末だというのに、台北の町はバイクの音が飛び交っている。

ぐっすり眠った日は、体の調子が良い。顔を洗い、着替え外に出る。

目指す場所はただひとつ。

台湾で一番行ってみたかった場所、それが"彩虹村"　

この文字を読んで、どんな村を想像するだろう？

好きな色を捜し求めて、旅先を決めているわたしにとって　この村を訪れないわけにはいかない！

台北から高鉄（新幹線）に乗って、約１時間でたったの７００元（２３００円程度）

少し居眠りでもすると、あっという間に村のある台中駅に到着。

やっぱり英語が通じないので、筆談！　

うんうん。と頷く運転手さん　どうか無事に着きますように！
　
タクシーを広い、約１０分　到着しました"彩虹村"

さぁさぁ、中に進んでみると・・・

わ～！！！！！！！！！！！！！！！！絶句！！！！！！！！！

すごい色だらけ～！！！

わたしが入手した情報によると、ここに住んでいるおじいさんがひとりでこの村全体に絵を描いたのだそう。

都市開発のため、取り壊しが決まっていたこのエリアは、おじいさんの努力の成果もあり取り消しに。

たまたま出会ったこの村を支えるボランティアのお兄さんに色々と教えてもらうと

おじいさんは現在９０歳、黄さんという方らしい。特に美術大学に通ったわけでもなく、趣味でこの絵を描き始めたらしい。

そして、今もこの村に住んでいるという。

台湾行きを決めたのは、紛れもない、おじいさんのアートに触れるため。

やっぱり基礎は必要ない。好きな気持ちさえあれば、いくらだって描くことが出来るんだから。

楽しむことこそ、仕事になる可能性がある。表現の幅が広がり、暮らしを豊かにする。

んんんん～どうしても会いたい！と思っていた矢先、おじいさん　いるではないか！

さっきまでいなかった場所に突如現われたおじいさん。

わたしがサインをお願いすると、快くノートに描いてくれた！しかもイラスト付。

「日本からあなたに会いたくてやってきました」と伝えると

「アリガト！」と可愛い口調で御礼を言ってくれた。

もうわたしは嬉しくて飛び上がりたい気分だった。

御礼になるか分からなかったが、おじいさんの似顔絵を描いてプレゼントすると

またもや「アリガト！」言って手を握ってくれた。

わたしのおじいちゃんと同い年の彼は本物のアーティストだった！

この出来事を早く、東京にいるおじいちゃんに伝えたい。

旅先で家族を想うと、すこしだけセンチメンタルになる。

会いたい人がいると、道中いろんな感情が飛び交うから不思議。

やっぱり旅は個人旅行に限る。何にも縛られないそんな特別な時間を最大限に楽しむことが出来るのだから。

旅のアンテナをはれば、会いたい人には会えると信じている。

最近、仕事で絵を描いてばかりいたわたしに　

純粋に絵のもつパワーや、楽しさを教えてくれたおじいさんに心のそこから感謝したい。

おじいさん、谢谢！再見～！

彩虹村

台中市南屯区春安路56巷

おまけの一枚。

弾き語りをしていた青年に、到着してまもなく声をかけられ、かつらを渡され装着。

なんでわたしはこんなにおかしな出来事に出くわすのやら。

これもまた旅の楽しみのひとつ。

まだまだ旅は続きます。

つづく

みなさん、ただいま～！

おかっぱちゃん台湾にいってきました。

GW前、NHKアニメの結果も１位になって幸せいっぱいのご褒美の旅となりました。

台湾といえば、"お茶"や"小籠包"にわたしの大好物"餃子"などおいしいものがいっぱい！

そして、世界的に有名な宮崎駿の『千と千尋の神隠し』の舞台になっている九份（ジョウフン）

さらに、わたしがずっといってみたかったあの場所！彩虹村！！

旅する前に仕入れた情報を頼りに、２泊３日でどこまで楽しめるのか！？

今回は羽田から台北へ。３時間程で空港に到着しました。

それでは、まず一日目

長期の旅行だと安宿に泊まるのですが、今回は効率よく移動できるように

初日は台北市内のビジネスホテルに今回は宿泊。

山水閣大飯店
http://www.sansuihotel.com.tw/

台北市内、どうやら日本とあんまり変わらない模様です。

スターバックスや、マクドナルドにコンビニと便利すぎるくらい！

地下鉄でどこへでも！漢字が読めるから、こんなにスムーズな旅は初めて！？

まずは腹ごしらえに昼食をいただきましょー！

メニューは全て中国語で書いてあるため、なんとなくだけど理解できる。

定番メニュー"牛肉麺"１００元（360円程度）を注文。

たまたま入ったお店は常に混雑していて、大繁盛。

予想以上に美味しかった！お腹も空いていたので、一気に流し込む。

ふ～！大満足。一緒に注文したタピオカ入りミルクティーの美味しいこと！

どうやら台湾の物価は、日本よりだいぶ安い！

５００円でお腹いっぱいになるので色々注文するといいようです。

４月下旬なのに、台北は蒸し暑く半そで一枚で過ごすことが可能。

ちょっと夏を先取りした気分でした。

そして、次に足つぼマッサージへ！

日本のアニメ選挙活動で疲れきっていたわたしには、疲労回復が必要！

今回担当になったのは５０代のおじさま、その名も「金財さん」

すごい名前だわ～！と理由を聞いてみると　

「台湾の人はみんなお金が大切なんだよ、だから男の人にはお金持ちになれるような名前をつけるのが主流なんだ」

へ～それは知らなかった。周りのスタッフの人も、金財さんを指さして「この人は本当にお金持ちなんだよ～」と笑っていた。

どんな国でも、親が子供に夢や、希望を託すのは共通の文化なんだなぁ。と納得！

そんな金財さんに、似顔絵を描かせてもらいました。

それにしても台湾の人は皆やさしい。

中国語が全く話せないわたしにも身振り手振り伝えようとしてくれる。

マッサージと笑い話で足も心もスッキリ！プライスレス

驚くほど足が軽くなったので、ちょっと遠出しましょう。

ツアーに申し込めば、バスで一本。中心部から約１時間程度で

念願の『千と千尋の神隠し』の舞台になっている九份（ジョウフン）へ。

観光客で賑わうこの場所は、日本で言えば江ノ島のような存在？

急な坂が続き、階段を頂上目指してゆっくりと登っていきます。

更に登って、踊り場にでると・・・

わ～！ノスタルジックな風景にうっとり。。まさに千と千尋の世界！

昼と夜の差をどうぞご覧ください。

滞在時間は短かったけれど、美しい台湾の景色を堪能できて幸せ。

初めて訪れる国では、アドレナリンが常に出っ放し。

いくら疲れていても心は豊か。

初日、お疲れ様。

最後に夜市で台湾ビールを呑んで、ほんのりピンク色。

明日はどんなことが待っているだろう？

カラフルな色に染まった「彩虹村」を目指し今夜は早めのおやすみなさい。つづく～