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2012.07.31 Tue

夏女の休暇

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先日おかっぱーずギターの相方、あちゃこさんと渋谷ヒカリエでランチをした。
互いの家族の話から、仕事のこと

なんでも言い合える仲は貴重だ。この頃よく会う仲間はとっても心の優しい人が多い。
人として本当に尊敬できる友達ばかり。夏がきたから、もっとみんなと遊びたいなぁ。と
日々の制作の中で思います。

そして今年の夏も暑いですね〜オリンピックも始まって、毎日熱い試合が繰り広げられています。
どの競技も面白いけれど、昨夜見た柔道はすごかったなー感動した。

明日から8月。もうすっかり時間がたつのが早くなってしまったな。
わたしも6日で28歳。活動10年目、もっと仕事が楽しくなるように、mac book proを自分のために買った。
自分への誕生日プレゼントということにしておこうかな。

あと2ヶ月もしたら、わたしは日本を出てメキシコへ。
きっと出発まであっという間、実感がわかない毎日だったけれど、
こうして、旅先にもっていくための道具を準備しだしたら
急に実感がわいてきた。

これまで積み重ねてきた仕事の経験や
友達関係や、家族のこと

期待と不安が入り交じる この夏。
だからこそ、大事な友達や、大切な人と楽しい時間を過ごしたい。

夏らしいこと、どれくらいできるかしら。今から楽しみです。

2012.07.27 Fri

SALEにはいかない

SALEにはいかない
SALEにはいかない



お買い物好きな女子からすると、毎年SALEが始まる時期はなんだかソワソワするはずだ。

だけど今年はSALEにはいかないと決めた。秋からメキシコ留学に向けて、荷物は増やさない。欲しいものはメキシコで調達することにした。

今年の暮れから、来年の夏まで各国を周る予定のわたしは、


帰国したら、日本のどこに住むか、今から楽しく、悩んでいる。笑

想像しながら、各地を周り、その土地でしか見ることのできない、雑貨や家具を新居に飾りたい。

今から秋が楽しみで仕方がない。

メキシコにはわたしの好きなものがいっぱいあるから、作品作りにきっとよい刺激をくれるだろうなぁ


Boojil
http://www.boojil.com/

2012.07.24 Tue

ご褒美フレンチ

ご褒美フレンチ
ご褒美フレンチ



週末は東京カリー番長の水野さんが主催するイベント、印度百景でトークショーをしてきました。

ゲストはわたしと、シタール奏者のヨシダダイキチさん。

わたしが旅先で撮影した写真をスライドしながら、インドの旅を振り返り、1時間お話しさせてもらいました。

満員御礼、お客さんも楽しんでくださったようです。

ヨシダダイキチさんのインドの楽しみ方は勉強になった。嫌な気持ちになりたくなければ豪遊するべし。

次回のインドの旅は彼がオススメしてくれた、ウダイプルのレイクホテルに泊まってみたい。

同じ国でも、それぞれ旅の楽しみ方があるから面白い。またトークショーに呼んでもらえますように。というか、企画したいくらいだわ〜


放送翌日から本格的に、NHKのアニメーション制作が始まって、毎日楽しく絵を仕上げています。

今日は、海外ではなく日本の旅の制作に入っています。以前月9を担当していた、脚本家の秋山竜平さんから、台本が送られてくるんだけど

わたしの旅先での出来事をもっともっと楽しいお話にアレンジしてくれます。

それにあわせ、監督の田中のぞみちゃんが絵コンテを描いてくれるのだけど、構成の面白さったら本当に素晴らしい!

プライベートであれだけ面白い人なんだから、納得。

学生時代、授業中ラクガキばかりしていたあの頃、毎日絵を描くことが楽しくて仕方なかった。

あの時のわたしに戻った気分。絵を描きたい意欲がどんどん高まっている。

10年振りにあの頃のわたしに戻ったような気がします。

アニメーションの制作は仕事って感覚ではなく、作品作りだと思って愛情をかけて楽しみながら作っていけそうです。

レギュラーのご褒美に鎌倉でフレンチをいただきました!

あぁ、美味しかったなぁ!

Boojil
http://www.boojil.com/

今日も青空が広がっています。

今年もきっと猛暑になるんだろうなぁ。

わたしは2年前からクーラーを極力使わない生活に切り替えたのだけど、

そしたら冷房きいてるところにいるとお腹を壊したり、風邪をひくようになったしまい

慣れってすごいなぁ。と身をもって感じています。

震災後"節電"を日本全国で掲げるようになって自然と体が対応できるようになっていたので

あぁ、冷房を使わない暮らしに慣れていてよかったなぁ。と思っている。

熱中症にも充分注意しなくてはいけないけれど、わたしは今年も汗を描きながら制作に励みます!

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そして、先日NHK生放送で『おかっぱちゃん旅に出る』がレギュラー番組になることが決まって、

友達が代々木公園で祝賀会を開いてくれました!うれしかったな~みんなが持ち寄ってくれたご馳走の山。

パエリア、キッシュ、おにぎり、煮物、フルーツポンチなどなど レストランを予約しなくっても、美味しいし、楽しい、幸せの三拍子。

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最後にはスイカ割りまで用意してくれて、監督の田中のぞみちゃんと協力して綺麗にスイカを割ってきたぞー!

ナイスチームワークじゃ!

みずみずしくて、本当においしかったなぁ。

応援してくれた仲間たちに感謝!この歳でこんな風に集まれる友達を持てて幸せ。

そして、残念ながら急遽開催によりこれなかったみなさんも、是非また一緒に呑みましょう。

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さっそく放送日翌日からアニメの制作は始まっています。今はバングラデシュ編を制作中!

こんなに楽しい制作は初めてかもしれません!

生きていると色んなことがあるけれど、辛いことがあっても みんながいればなんとか頑張っていけるだろうな。

友達ってありがたいな~!


夢を語りだすときりがないんだけれど、あたらしいスタートを切ったので次の目標を書いてみる。

毎年大晦日とお正月にやっていることだけれど、今日は書きたい気分だから

◆メキシコ留学

◆スペイン語&英語の上達

◆海外でも仕事をする

◆帰国後、アトリエ&店を持つ

◆本を作る

◆世界の料理を作れるようになる

◆もっと面白い人になる

◆家族や、友達を大切にする

今年はいくつ叶えられるかな~

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みなさん、こんにちは。

昨日のNHK・Eテレ『青山ワンセグ開発 決勝戦』をご覧くださった方、本当に本当にありがとうございます。

そして、これまで応援してくださった皆様、心の底から感謝いています。

みなさんの応援もあって、この度優勝することができました!

この秋からNHKでアニメ『おかっぱちゃん旅に出る』がレギュラー番組になります! 

せっかくなので、この作品にかけてきた想いや、みなさんへの感謝の気持ちを込めて 長々と書かせていただきますが

放送中には伝え切れなかった感謝の気持ち、制作秘話を是非読んでもらえたら嬉しく思います。

おかっぱちゃん優勝.jpg

アニメ『おかっぱちゃん旅に出る』の企画を出してくれたのは、友人でもある監督、田中のぞみちゃんです。

小学館から出版された、わたしの旅のエッセイ本『おかっぱちゃん旅に出る』を、

彼女がアニメにしてNHKのコンペに出そうと話を持ちかけてくれました。

おぉ~!いいねぇ。楽しそうだ!すぐさまOKし、彼女はプロデューサーの中川憲さんと、脚本家の秋山竜平さんに声をかけ企画書を提出。

書類審査の製作会社は80社。そこからしぼられ、二次面接へ。見事合格するも、そこからは大変でした。

okappabook.jpg

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限られた時間の中で、

肝心なのは4月期放送で1位を取らなければ決勝戦へすすめない。

みなさんの応援あったからこそ、4月期の

アンガールズと田原総一郎の討論番組に勝ち抜き、決勝戦を迎えることが出来たのです。

あっという間に2ヶ月が過ぎ、決勝戦当日が昨夜。みなさんの応援・投票なくしては叶わなかったレギュラー化です!

本当にありがとうございます。

バングラデシュ.jpg

さて、制作秘話を話すと...

わたしが旅先であった出来事を伝え、秋山さんが会話劇にアレンジ。

わたしは毎日おかっぱちゃんを描き続け、おかっぱちゃん地獄に。目がリアルに白目になりました・・

のぞみちゃんと中川さんは編集作業にスケジューリング、二人が一番大変だったと思います。

おかっぱちゃんの相手役&オープニング曲には、ミュージシャンの友達・小田晃生くん。彼が10人分の役を演じてくれました。

オープニングアニメーションは、以前からお世話になっている

映像作家のトーチカ ナガタタケシさんを軸に大阪電気通信大学で制作していただきました!可愛くて大好きです。

5分間のアニメーションと聞くと、短いように思えますが、

この作品には、みんなの努力と、わたしの10年分の旅や、活動全て詰まっています。

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*こちらは2年前劇場版として制作した『おかっぱちゃん旅に出る』映画館での上映もされました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B006DPY3UE

絵を仕事にしようと思ったきっかけも旅でした。

高校を卒業して、スタイリストになりたかったわたしは服飾の専門学校に通い

毎日誰がおしゃれだとか、そうじゃないとか そういう見た目だけの判断や、周りの反応にうんざりしてしまい 将来の夢に疑問を感じるようになりました。 

夏休みを延長して、タイとカンボジアに旅に出ることにしたのです。

初めて、バックパックを背負い旅に出た19歳の夏

たった5ドルで宿に泊まるれることも、1ドルでお腹いっぱいごはんが食べられることを初めて知ったし

目の前に広がるアンコールワット遺跡群の美しさに感動し、ジャングルに囲まれた雄大な景色に心を奪われた。

かわって、多くのストリートチルドレンが存在することに震え

手足のない幼い男の子が道に寝そべり、お皿にお金をいれてほしいとせがむ。この現状を見て、わんわん泣いたものだ。

わたしが日本で感じていた"当たり前"は、ここでは特別なことだったんだ。

テレビで見てなんとなく分かっていたはずの景色は、現地で目・鼻・口・耳・肌 五感をフル稼働させたときにようやく理解することが出来る。


カンボジアで出会った子供たちは、みーんなボロボロの服を着ていて、はしゃぎながら裸足で駆け回っていた。

その姿を見て、たくましさを感じたことを鮮明に覚えています。

綺麗な洋服を着れなくても、とても幸せそうだった。

それは、わたしの中でおしゃれに対する価値観が180度変わった瞬間でした。

旅は人を感動させるだけではなく、人生を左右することだってあるんですねぇ。

当時英語を話せなかったわたしは、地面に棒で絵を描いて子供たちとコミュニケーションを取りました。

みんな笑顔で一緒にお絵かきしたことが、一番の思い出です。

絵を描くことは場所を選ばず、紙とペンがなくてもできる。世界共通の遊びです。

このことがきっかけで、絵を仕事にしたいと思い立ち

フリマで絵を販売することろからスタートした、わたしの活動も

今年がようやく10年目。わたしは8月で28歳になります。

活動を始めた当初、両親は大反対 『絵でお金が稼げるわけがない。就職しなさい』

友人も『自由でいいね、将来は大丈夫なの?』と心配されるばかり。

ただ、ただ悔しかったなぁ。でも、それは愛情の裏返しなのも今ならよく分かります。

夢を追いかけて、一生懸命動くことは決して悪いことじゃないし、無駄にはならないはず。

そう思ってがむしゃらに駆け抜けてきました。きっと認めてもらいたくて、頑張ってきたんだと思います。

仕事も増え始め、人とのご縁から大きな仕事もいただけるようになって

ようやく周囲が認めてくれるようになりました。両親や友達から『たいしたもんだねぇ。』と言われたとき

嬉しくて嬉しくて仕方なかったなぁ。続けてきて本当によかったなぁ~と心の底から思いました。

頑張っていれば夢が叶うんだ。全てではないけれど、少しずつ。

あれから毎年ひとり旅をするようになって、海を越えて多くの刺激をもらっています。

世界は広い。いろんな生き方があることを、自分の経験からみんなに伝えていけたらいいな。

押し付けじゃなく、興味を持ってもらえたら いくらでも応えることのできるわたしでいたい。

ひとり旅をすると、日本の常識が通用せずに苦労することもある。

インドで17時間電車を待ちぼうけしたことや、高熱が出て5日間寝たきりになったり

ラオスで崖っぷちをおんぼろバスで走りぬけたときは死ぬかと思ったり、途中立ち往生して泥だらけでラオス人と一緒に車を押したこともあったっけ。

生きていれば全て良し おみやげ話にしたらいいもの。

時には、現地の人の優しさに涙することもあります。

自分の辞書に新しい言葉や、景色が刻まれます。行ったことのある場所は、どれも愛着がわくもの。

遠く離れた場所で、家族や友達の存在がとっても大きく感じることがあります。

更に感謝できるようになるし、日本がもっと好きになるはず。

だからやめられないのです。旅は人の心を豊かにしてくれる特別な時間だから。


わたしの活動は、みんなの応援なくしては成り立たないから

感謝の気持ちを忘れずに、日々暮らしていきたいです。

これまでに出会い支えてくれた方に、心から感謝を申し上げます!

みんなで勝ち取った優勝です、無駄にはしません!

今日から毎日頑張って作り上げます。

また新しいスタートを切ることができて、この上ない幸せです。

本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!!


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