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2008.02.12 Tue

茨城であんこう鍋


3連休は、楽しみにしていた茨城への、あんこう鍋旅行。

あんこうって実は食べたこともないし、実物を見たこともない。

あんこうっていったいなんだ!?そんな疑問と期待を胸に
茨城まで、車でずんどこすたこらいくのでありました。

茨城は大洗、こちらの地域にいけば、鮟鱇鍋にありつけるとのこと。
友人からの情報をたよりに走るよ、オンボロカー!

午前中に出発して、到着したのはもう夕方5時。
鮟鱇鍋は待っててくれるのか!たまたま見つけたアウトレットモールに入り、
宿情報を探す。あんこう アンコウ 鮟鱇。。。。

ありました!あんこう鍋フェア の文字!!!

老舗 はまや旅館 に電話してみる。

『あんこう鍋たべたいんですけど。。』

『いつくるの?』 旅館のおばちゃんの声。 『あ、すぐいきます』

これから泊まりにいくというのに、怒られた気分。

到着し、その外観に笑みがこぼれた。

これぞ!わたしが求めていた老舗の宿! 得体も知れない鮟鱇に似合う!
このさびれた感じ、おばさんの愛想のない感じ!エグザクトリー!

部屋もまた、すごかった。感じたことのない寒さ!
ここは野外鮟鱇会場ですか?と言わんばかりのこの寒さ。

買ってきたビールを冷蔵庫にいれる必要がない。これまたエコライフ!

風呂上り、あんこう鍋が出来上がったそうで、下におりると
なんとまぁ、豪勢な!

あんこう鍋フェア という文字はどこへ?
鍋はオマケといっても過言ではない。
写真がないのが残念!
しかし言葉で表すのが日本人のいいところ!
てんこ盛りの海鮮!
あわびは一人2人前くらいはあるし

タラの煮付けなんて素晴らしいのなんのって。
刺身もてんこ盛り!

あんきもなんて、フォアグラのように濃厚で、いつまでも食べていたーい!
くらい美味しかったのです。

さっきまでのさびれた感じはどこへ?

遠くに見えるはあわびの水槽。はいはい、ここから直接使ってるんですねぇ。。

うますぎて、笑いが止まりませんでした。感無量。

端っこの席に到着してからずっと座っている、この宿のおじいさま。
推定90歳前後。どうやらちょっとボケてしまっているようだ。

おじい様は言う 『あんたらお勘定はすんだのかい?』
わたしは浴衣姿。そして目の前には海鮮づくし。

そしておじいさんは、宿のお母さんに怒られ、壊れてもいない配線を直そうと
必死にもがいているのでした。おじいさん、なんと可愛いんだ!

そして次の日は、時間もあったので水族館にいってきました。


あんこうって、宇宙人みたい!こわいよー
よく食べてみようと思いましたねぇ。
すごい見た目なので、写真を小さくしてみました。

あんこうはまな板では
ツルツル滑ってさばくのが難しいので、
こうして吊るして調理するんだそうです。

やっぱり最初から決められた旅行より
現地で決める旅のほうが、新しい発見があって
楽しいとわたしは思う。

みんなも是非あんこう鍋を!

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