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2009.01.22 Thu

リサ・ラーソン と 大好きな友達

リサ・ラーソン 知ってますか?

昨日個展に遊びに来てくれた友達がお祝いにくれたのが
リサ・ラーソンの陶器のわんちゃん。

さっそく寝覚めてすぐ目にはいる場所に飾りました。かわいいねぇ。

もうわたしは彼女の作品のファンで、ずーっと欲しかったのだけど、
けっこう高価なものなので、なかなか買えずにいたのです。

わたしが高校3年から専門2年まで、豆腐懐石料理屋さんで
バイトをしていたのだけど、その時仲良くなったのがその日来てくれたお友達。

わたしはキッチンで働いていたのだけど、めちゃくちゃ厳しいところでした。

食材自体とても高価なものを扱っていたので、夜はコースで5000円~
失敗したお料理も決して口にしてはいけないし、
盛り付けもプロ並の美しさを要求されました。

もちろんとってもおいしい料理ばかりだったのだけど。

揚げ物、煮物を担当していた私は、もちろん10代にはちょっとプレッシャーな
割烹着(かっぽうぎ)に、ネットの帽子、厨房用の真っ白のズボンという
ピチピチだったあの頃には残念な制服で仕事に励んでおりました。

もっと可愛い制服を想像していたのに、かかかかかっぽぎぎぎぃ。
時にはお腹が空きすぎて、失敗作を厨房仲間と隠れて食べたり、
おふざけでネギとかゴマとかを仲間になげつけられ、そしてわたしが本気で怒り散らしたり、
仕事の後みんなと話すのが楽しくって休憩室に遅くまで残っていたな~。

今までバイトした場所で一番好きな職場でした。

そんな10代。わたしはまだBoojilを始めて間もない頃だったな~

もう何年もゆっくり顔を合わせていなかったので、
こうして会えたのがとても嬉しかったなぁ。

今月はなんだか自分を見つけなおすことが、とても多くて
この5年間ほんとうに沢山の出会いがあって、それぞれがとても大切な思い出だったり、
これからも繋がっていたい人たちばかりなのです。

だからこうして、時間をかけてまた再会できること、
個展を開くことで楽しいおしゃべりができること。すごく嬉しく思う。

昨日は昼から夜遅くまで、個展会場にずーっといました。

長時間滞在したおかげで、昨日は沢山のお客さんと会えてよかった。

次回は24日のワークショップあとに夜まで在廊します。
愛にきて!ラブ2009 なのであります。

やっぱり、リサのライオンちゃんは人気があるし、とっても有名です。
個人的にわたしはこのわんちゃんと、ハトポッポも狙っているのである。

イチローだったら全種類買い占められるんだろうな。いいなイチロー。


リサ・ラーソン
1931年生まれのスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソン。
彼女は1954年から79年の間、グスタブスバーグ社のデザイナーとしてたくさんの作品を生み出しました。1992年リサはKERAMIK STUDION GUSTAVSBERGを立ち上げ多くの作品の復刻(reissue)をはじめます。写真の作品はすべて復刻として生産されている新しいものです。温かくて、素朴で、微妙なブサイクさがかわいらしい。そんなリサの作品は本国スウェーデンや、日本だけでなく、世界中の人々により愛されています。近年は作品の復刻の他に、アートピ-スや新作を発表するなど、今現在も現役で活躍し続けています。

リサ・ラーソンの作品が買えるお店http://www.collex.jp/catalog/lisalarson/item.html

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