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2011.09.13 Tue

色のパワー 旅のパワー


8月から長期にわたって開催していた個展

【たびたびひとり旅】が無事終了しました。 

今回の個展はわたしにとって、本当に大きな収穫となりました。

素敵な再会や新しい出会いも沢山あったり

初めて出版したコミックエッセイ【おかっぱちゃんの好きになる人 難あり男子】は

みなさんの応援もあり、会場で完売!

もう涙が出るほど嬉しかった。

数年振りに会いに来てくれた友達やお客さんが、本当に沢山いたことや、

初めて大きな作品を描くことが出来て、少しだけ自信を持てた。

会場に用意をした記帳ノートは全ページが埋まり、またわたしの宝物となりました

足を運んでくださった皆様、本当に本当にありがとうございます。

”落ち込んでいたけれど、元気になりました。”

その言葉でわたしもまた頑張れます。沢山のメッセージに感謝します。


19歳の頃、カンボジアに貧乏旅行をしてから 絵の道を志すようになった。

絵をかくことで、国境を越えて 誰かとコミュニケーションが取れることに

人生変わってしまうくらい、感激した。

しかも、大好きなお絵かきで こんなにも簡単に。

あれから、あっというまに8年が経って 最近気づいたことがある。

この仕事を始めた頃から、ずっと応援してくれているお客さんに

彼氏ができて、結婚して、子供が誕生し、会場をよちよち歩くその子の娘、息子ちゃん

あぁ、確実に時間は過ぎている。

この時間の流れを一緒に共有できることを、とても幸せに感じています。

そして、家族や親戚も見に来てくれた。

両親の友人たちまで、足を運んでくれた。

おじいちゃんの友達、清水さんもマンガを買いにわざわざ三茶に来てくれたんだよ。

サインを書かせてもらいました。こんなに嬉しいことはありません。

家族の支えがあって、今のわたしがいるんだなぁ。と実感しました。

ありがとう。

こうした活動をしていると、離れていく人もいる。

きっと誰しも経験があるはず。

だけど、きちんと自分に正直であることを忘れずに

上も下もない、ありのままの自分でいれば

きっと会いたい人は戻ってきてくれるものだと、信じています。

変わらないことを覚え、実現できることを増やすための努力を惜しみなくすること。

9月11日、個展最終日は震災から半年がたった日でした。

空に浮かんだまんまるお月様に、いろんな想いをはせる

わたしの作品で、みんなの気持ちが少しでも元気になれたらうれしい

これからも色の力を信じて、自分を信じて

”ぶさいくな自分の絵をいじる”

苦手なものを好きなものに

マイナスをプラスに 変えていけるよう

これからもBoojilを続けます

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