どこまであるけばいいのでしょう もうのどはカラカラです
ほしくさくんは 小箱から何かを取り出します
たっぷりの透き通った水 いきおいよくのみほします
やさしく流れる きれいな水は ココロを洗うよ ながれながれる
小箱から小さなかわいい豆も でてきました
口いっぱいに広がる香りは おかあさんのごはんの味
だいすきな家族を思い出す なつかしさでいっぱいです
ぴっちゃんはまた 一粒 涙をこぼしました
Category:ぴっちゃん
説教大好き パンチパーマのくりぃむさんも 今日は優しい顔してる
おとぎばなしを届ける君は 青い顔したメロンぼうや
うでくんで 怒ったふり いつだって たのもしい ナミキくん
もうすぐ君の誕生日 悲しいきみは いなくなる
声をそろえて ぼくらは歌う
もうすぐ君の誕生日 へたっぴな歌はきみの歌
そして6人は山をおりていきました
友達の歌に耳をかたむけて ぴっちゃんは少しだけ泣きました
コロコロ優しい その声は 赤い帽子のそら豆くん
困った顔のハト吉くん 心配してるよ いつだって
もやもやあたまの 茶畑さん 見守るその目はやさしいブラウン
しばらくすると 前からぴっちゃんのお友達が歩いてくるではありませんか
なんだかみんな心配しているようです
へたっぴな歌を うたっています
ほしくさくんは ずんずんずん どうやら山を登るようです
こんな山みたこともありません
とっても急な上り坂 ほしくさくんは どこまで行くの?
『いつ 海になれる?』 と、ぴっちゃん まだまだ 先さ あせってはいけないよ
二人はゆっくりと登ってゆきます
まだまだ見えない山のてっぺん