2007.06.26 Tue
グレゴリーコルベール
公開し始めたときに友達からススメられて、気にはなっていたのだけど。
日曜日で終わってしまうので、焦って2日前に見に行ってきた。
このところ、大きい感動が少なくて、機械ばかり触っていたもんだから
純粋に心に響くものに触れていなくてフリーズしてた。
駅はお台場の近く、どでーんとでっかいコンテナが積み上げられた会場は
それはもうあたしをワクワクさせて大変だった。
中に入ると、想像以上だった。
もう涙が出そうなくらい。独り占めしたい空間。
こんなにも暖かくて、全身に響く写真、映像って初めてで。
終始鳥肌たちっぱなしのあたしは、本当に感動してしまった。
どの部分が良いとか、そういうんじゃなくて。
あの空間にいたひとなら分かるはず。
CGを一切使用しておらず、彼が10年以上もかけて作り上げた世界が
あの空間には存在していて、あたしは驚いてばかりだった。
久しぶりに興奮したな。
知らない人もいるかも、下記の写真。
クジラと一緒に泳いでいるのはグレゴリー本人だそうです。
Gregory Colbert グレゴリー・コルベール
カナダ出身のアーティスト、グレゴリー・コルベールのキャリアは、
パリで社会問題を題材としたドキュメンタリーの制作から始まりました。
その後映画制作から芸術写真へと転向し、
1992年に初の展示会をスイスのエリゼ美術館で行いました。
そして展示会も映画上映も行わない10年間を経た後、
2002年、イタリアのヴェネツィア・アーセナルでashes and snowを開催しました。
その後、2005年にニューヨークのハドソン川沿いにあるピア54を皮切りに、
カリフォルニア州サンタモニカでの展示会後、東京での開催が決定しました。
過去15年間コルベールは
インド、エジプト、ミャンマー、ドミニカ、スリランカ、ナミビア、ケニヤ、南極、ボルネオなど
世界各国延べ40ヶ国以上を訪れ、人間と動物の交流を描いた作品を撮影してきました。
そして新しい展示会が行われるごとに、
新しい場所で撮影された作品が加わっています。
ashes and snowとノマディック美術館は
これからも芸術的にも建築的にも進化していきます