今わたしは京都から福岡に向けて移動中です。

京都でもわたくし引き寄せました！やっぱり何かあるのかしら。

京都に行く予定はもともとなかったのだけど、きっと行くべき場所だったのでしょう。

３日前の話、北海道から京都まで、２２時間フェリーの中でだらだらすごし移動して、すぐさまバスに乗り換え大阪へ。

そんな中、丹波篠山でギャラリーカフェを営むオモロイ友人、イナリさんから電話がはいり『京都で明日は祇園祭があるからいっといでよ』

『あ～もう大阪移動しちゃったよー。でもせっかくだから明日いってこようかな。』

そんな会話をして、昨日は急遽祇園祭に行ってきた。

京都にいったら泊まってみたいと思っていたゲストハウス《月光荘》

２年前、沖縄ひとり旅の際利用したゲストハウスで、系列店が京都にもあるとのこと。

宿に戻る前に京都にいけば、毎度立ち寄るBar《サクの間》

月光荘からここまで自転車を借りて下り坂を１時間ほど、走りつづけやってきたわけなんだけど、酔っ払いのわたしは帰り道のことを考えただけで頭が痛くなってきた。

ずーっと下り坂だったってことは、帰り道はずーっと昇り坂やんけ！

延々と続く宿までの道を自転車で走り続け、もうあちこちパンパン！明日は筋肉痛だろうなぁ なんて、わ～わ～話していると、携帯に一本の着信が入っていた。

４年前、タイのチェンマイで出会ったマッサージ師のカモさんからだった。

留守電を聞いてみると。。

『ぶーちゃん、ブログ読んだよ～。京都にいるらしいね。おれも１日だけ仕事で京都にきています。

良い宿見つけたから教えようと思って。
月光荘っていう宿なんだけどさー

また電話します。』

ななななななんだって～

あたしすでに月光荘にチェックインしてるってばー

と言うことで、この旅の引き寄せ具合に驚きを隠せません。

気合い十分、まるで競輪選手のよう。

一度も休まず１時間ずっと昇り坂をチャリンコですっ飛ばし、見事道を間違え逆戻りを繰り返し、ようやくゴール！

案の定、体全体パンパンで間接プルプルしながら宿に到着。

風呂からあがったらカモさんも祇園祭から帰ってきた。

ミラクルな再会を喜び、旅好きなわたしたちは『不思議だけど、あるんだねぇ』と何度も笑った。

しかもマッサージまでしてくれたんだから！だから今日わたしの体はすこぶる調子が良いのです。

この決して偶然とは言い切れない、目には見えない何かをしっかりと噛みしめてわたしの旅はまだまだ続く。

人は出会い、また別れるけれど、会いたい人には必ず会える。

便利になった世の中だけれど、電波を発しているのは携帯電話ではなく、人間そのものなのかもしれない。

皆既日食まであと一週間！何かが起こるな、これは。