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2009.08.22 Sat

日本縦断の旅 祇園祭 ミラクル御殿

日本縦断の旅 まとめて読みたい人はこちらだよhttp://boojil.exblog.jp/i20/


2009年7月15日のことを振り返る

京都に来たわたしたちは、チャリンコで爆走中。

チェックインしたばかりのゲストハウスから下る下る坂道。

『ほほほ~!こんな楽チンでいいもんかいな。』
ご機嫌なわたしはおおはしゃぎ。

・・・・・・・・・・・・あれ、今下りってことは。。帰りは登り?

分かってしまった以上は仕方ない!これでは帰りは地獄の坂道ではないか!ぐはぁ

しかし鴨川を見渡せば、そんなこともどうでもよくなってしまう。

やっぱり体は素直なままだ。 汗だくの体にはやわらかな風がよく響く

以前京都によったときに、たまたま入った 『占い喫茶 ミルクホール』
閉まっていて、残念ながら恋占いをしてもらう予定がおじゃん。

やっぱり欲の塊はだめね~

さて、今夜は祇園祭ということで自転車をおいて会場に繰り出す。

わらわらわら ひとの海でございます! こんなに人の多いところは夏のフェス振り!
あぁぁ、なんてこった。


それでもやっぱりわたしも日本人、祇園祭初体験で人ごみにも大興奮。

しかしそれもつかの間、やっぱり暑い京都の夏。
なんか食べようと歩き回っていると、
金閣寺で会ったシンガポール人と、マレーシア人と中国人の3人組に遭遇!

『こんな人ごみでよく見つけてくれたね!』と再会を喜んだ。

んー偶然って嬉しい。ひとまず記念に一枚写真を。

(帰ってからマレーシア人の彼からメールがあり、最近連絡をとっています。
一度の出会いでこうして海を越えて交流できる世の中ってすごいよね。)

その後、京都によったら必ずよるBAR 『えなみや てらぴぃ さくの間』

京都府京都市中京区木屋町てるや小路東入ル13番路地

店長のさっくん、髭が少し短くなっていたけれど相変わらず元気そう。

そんな中、携帯に一本の着信が入っていた。

4年前、タイのチェンマイで出会ったマッサージ師のカモさんからだった。
留守電を聞いてみると。。

『ぶーちゃん、ブログ読んだよ~。京都にいるらしいね。
おれも1日だけ仕事で京都にきています。

良い宿見つけたから教えようと思って。
月光荘っていう宿なんだけどさー

また電話します。』

ななななななんだって~

月光荘っていったらわたしもさっきチェックインしたばかりだよ!

帰りの地獄の坂道にもへこたれず、まるで競輪選手のように
一度も休まず約1時間半を乗り切った!!!

途中何度か道を間違えたけれど、まぁそれもよき思い出。

愛ちゃんとたかくんと、部活で合宿にいっているような気分になりました。

案の定、体全体パンパンで間接プルプルしながら宿に到着。

風呂からあがったらカモさんに宿で再会。

ミラクルな再会を喜び、
旅好きなわたしたちは『不思議だけど、あるんだねぇ』と何度も笑った。


この旅でわたしはひとつのことをすでに学んでしまった

決して偶然とは言い切れない、目には見えない何か。
これはきっとわたしの前にしっかりとまっすぐ続く道がある。

この道を素直に真っ直ぐたどっていくと、会いたい人には必ず会える。

日々、周りで起こる出来事はひとつひとつが繋がっている。 ひとつも途切れることはない。

それは誰かの記憶に絶対的に残るものだから。

脳みそかもしれないし、写真かもしれない。 

大地かもしれない 近くに咲いていた花かもしれない。

良いことも、悪いことも。 全部その人から繋がっているんだろうな。

偶然なんてものは、わたしはこの世に存在しないと、強く、この旅に来て思ってしまった。

ただ、必然は自分が動かないとやってこない。

うれしい必然は自分から掴むものなんだろうな。 

楽に手に入るものではないと思う。

だからといって、眉間に皺をよせて頑張ることではない

しっかりと受け止めて 笑顔でひとつひとつをこなしていけば、
必ず目の前に現れるものだと、わたしは思う。

京都を出たらいよいよ明日は沖縄へ旅立つ日だ。

つづく

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