2010.04.07 Wed
バラナシでお話しましょ
インド、すさまじく面白いです。
こんなに毎日充実していて、果たして良いんだろうか?
NYで過ごした10日間よりも、ここでの一日が長く感じます。
今まで感じてきた常識が、ここではまるで通じることは無く
毎日が発見 そしてインド人のコミカルな動きや、どうしようもない嘘が面白くって仕方ありません。
(怖い目にあってないから、そういえるんだけど)
今日はコルカタで3日間一緒に過ごした、タイ人のフェーンととうとうお別れ
本当に素敵な人で、たくさん世話をやいてくれました。
やれ、チケットはとったのか この通りは危ないから気をつけなさい
なにをとっても姉のように心配してくれました。
ひとりで来ると、出会った人のやさしさに、ついホロっとしてしまうことがあります。
記念にわたしのワークショップをして、彼女にもわたしの似顔絵を書いてもらいました。
あーこれこれ!これがわたしの人生の一部のようです。エネルギーになります。本当に!
一番のお土産だし、宝物です。だってもう二度と手に入らないんだもの
昨夜コルカタ(インドの東の街)から寝台列車で、みんな?大好きバラナシに来ました。
寝台列車の話をすると、乗車前はとてもそわそわしていたのです。
だって、ガイドブックやネットの情報を見ると。。。
『女の子ひとりでの寝台列車は、好ましくない。
運が悪いと、寝ている間にセクハラされることがあります。
おっぱい触られちゃうかもよ。』
などど書いてあるではないですか!うひょーなんてこった
とにかく駅に向かい、席を探し当て 着席
私以外はもちろんインド人ばかりで、まさか日本人なんて見かけることが無かった
それだけインドは人口が多く、まるでどこもかしこもお祭り騒ぎ。
スクランブル交差点×10 がコルカタの中心部といっても過言ではないはず。
体臭の強いおじさんが2人 男前だけどお腹の出ているおじさんが1人
やたらとんがった鼻の筋肉マンが1人 我が父そっくりな顔のやさしい顔のお兄さんが1人
今回取ったチケットは3段ベッドの真ん中でした。
途中、やってきた売り子のおじさんに声をかけ、コロッケを買おうとすると
前に座っていたおじさんが、わたしの分までおごってくれた。
わたしは旅行者で、確実にお金に困っているわけではないし
きっと彼らは日本人がお金を持っていることを良く知っているはず
なのに、ただ座席が目の前だったわたしに、ご馳走してくれるんだから!
よく考えてみれば周りのひとはそれぞれ、初めてあったものばかりなのに
意図も簡単に会話が弾んでいるのだ。
そう、インド人は会話が多い。だから好きなのかもしれない。
みんな心が広く、寛大である。
バラナシに無事到着。
今日はガンガーを船でまわりました。
明日は何に出会うかしら。とにかくバラナシで過ごす数日間がとても楽しみです。
今お世話になっているクリシュナゲストハウスのオーナー サン
彼はまだ23歳です。とても良い奴で、お絵かきもとても上手です。
そうそう、お腹を壊しましたが、タイでもらった腸を整える薬が
めちゃくちゃ効いています。
インドのトイレにももう慣れました。
紙がなくったってかまわないのよ!だってここはインドだからね!