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2011.08.10 Wed

なぜ、絵を描くのだろう

絵を描き始めて、26年。

仕事にしようと決めて、早8年。

個展を前に”なぜ、絵を描くのか” という疑問を抱いたので答えを書いてみようと思う。


思えばわたしは小さな頃からずーっとずーーーーーーーーーっと

絵ばかり描いてきた。

猛烈に絵を描くことが好きで、

幼稚園の頃は描いたものを自慢げに友達に見せていたり

出来上がったものを家族に見せては大喜びしていた。

喜びすぎて、持っていたタオルをぶんぶんぶんぶん 回しながら

おしりをふりふりさせて

しまいには『おならぶ~ぶ~ぶ~』 と出てもいないおならの音を再現しながら

踊っていた幼少期。

わたくしなんにも昔と変わっておりません!!!!!!!!!!!!

多分、こうして絵を描くのは 心の安定でもあったのだろう

絵を描いていると、無心になる。

そして時にテンションが高く高くあがって ひとりでいてもとっても楽しくなってしまう。

仕事にしてからは昔のように毎日絵が描けなくなった。

お金が発生することで、”自由”にものが作れなくなってしまったのかもしれない

この問題に、ここ数年悩んでいる。

もっと自由な時間が持てたら、好きな絵も描けるのではないか?

仕事にしばられなかったら、もっと勉強できるのではないか?

こういう風に絵のことに重点をおいて、将来設計をしている自分は

やっぱり絵が好きなんだろう。

体の一部になってしまった以上、わたしはもうおばあちゃんになってもずっと

絵をかいて、誰かと一緒に楽しい時間をつくりたい。

絵を描いていなかったら、Boojilも生まれていないし、

この文章を読んでいるあなたにも出会うことはなかっただろうから

”Boojil(ブージル)”という名前をあの日に思いついてから

わたしの人生は180度変わっていったんだなぁ。と思うと

これからも角度を変えて、もっとおもしろいことをしていきたい。


絵は誰にでもかけるもの

そして、いくらへたくそでも誰かを喜ばせることが出来る

だから、好きなんだなぁ。

ひとりひとりがこの世に残るものを残せていけたらいいなぁと思う。

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