2012.06.29 Fri
ベトナム ひとり旅 山岳民族が住む街サパ
旅も五日目
昨日は忙しないホーチミンからハノイへ飛行機で移動した。
たまたま席が前後になった、オーストラリア人のロバートと到着後空港から市内までバスで移動した。
わたしもロバートも目指す場所は北部のサパ。山岳民族が多く住むこの街は、わたしにとっては興味深い街なのだ。
カラフルな民族衣装、昔ながらの暮らしは、先進国日本に住むわたしに多くの刺激を残してくれるであろう。
サパには、ハノイから10時間寝台列車にのって移動する必要がある。
どうしても今夜出発したいわたしは、無我夢中で代理店に列車のチケットを依頼する。
が、まずまず高い!のである。安い車両は満席だというし、、どうしたものか。いや、しかし今夜出発したい。
結局チケットを購入すると、ロバートはそのハゲ頭に汗を大量にかきながら
その巨体を怒りで震わせていた。頭に血が登り、ベトナム人はうそつきだ!と罵声をあびせていた。
騙されるのはごめんだ。だが、こっちにも非がある。納得した時点で仕方がない。
なら買わなければいいじゃないか。
久しぶりに気の合わないオーストラリア人である。
結局ロバートと同じ車両になってしまったので、駅までタクシーをシェア。
到着後、寝台列車は4ベッドあることに気づき、後から乗り合わせたドイツ人カップルのおかげて安心した。
ロバートと二人ではこの旅がつならなくなある可能性大である。
サパに着くのは10時間後。
ロバートのイビキが案の定うるさく眠れない。
夜があけたら、サパに近づく。
まだ見ぬ土地を目指し移動する時間は最高に贅沢だ。
本を読んで、明日を想像する。
あぁ、明日が楽しみだ。
Boojil
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