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君がここにいると風が教えてくれました
君はゴンザレスマグワイヤーですね?

そうだけど、何の用だい?
ゴンザレスマグワイヤーは聞いた

僕は君に用事があるわけじゃないんだ
君の体に住んでいる
鳥さんに用事があるんだよ

さぁさぁ、早く、鳥さんを出しておくれよ

何を言っているんだい?

ふとした瞬間、ゴンザレスマグワイヤーは驚いた
派手な模様の鳥が動いて顔をひょこっと出した

やっと迎えに来てくれたのね、あなた

あっという間に日が暮れて、
ゴンザレスマグワイヤーは眠くなる

目が覚めるともう次の日になっていた

するとドアをたたく音がする
コンコンコン

ゴンザレスマグワイヤーは驚いた
もしかしたらスモーキンガのお化け子供たちが
来たのかもしれない
小さな小窓から外をのぞくと誰もいない
おや?

コンコンコン

また音がする
恐る恐るドアを開けると
そこには小さな鳥ちゃんが立っていた


こんにちは、僕は鳥です
鳥ちゃんはピンク色だった きれいなきれいな羽を沢山つけている


ゴンザレスマグワイヤーは、
嬉しくて笑いそうになった

おしゃれな虫くんもきっと、
スモーキンガのお化け子供たちと一緒だ
きっとうそをついて、
僕に恥をかかせようとしているに違いない

ゴンザレスマグワイヤーは
そう思って笑うのをやめてしまった

おしゃれな虫くんは不思議そうな顔をして、
そのうちどこかへ飛んでいってしまった


兄さんおきなよ

ゴンザレスマグワイヤーは目を覚ました。
目の前におしゃれな水玉の虫くんが飛んでいる

おしゃれな虫くんはこういった
お兄さんとあたしのお洋服
どっちがおしゃれかしら

お兄さんのお洋服、とっても可愛いわ

これは僕の体だよ、洋服じゃないんだ
そんなことはどうでもいいのよ、
あなたとってもおしゃれだわ

その時、不思議な夢を見た
沢山の動物や植物が僕の前に現れて・・・


夢の中、耳元でブーンブーンと音がする

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