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2008.09.08 Mon

どさんこ北海道6日目

2008年8月11日を振り返る

またもや灼熱地獄のテント 6時半には目が覚めた

昨日海を泳いだせいで、猛烈に背中が痛い

日焼け止めクリーム オシャレとはいえないそのネーミング

都心のシロガネーゼからは想像を絶するわたしの皮膚は悲鳴をあげている

【これ以上黒くしないでください わたしたちもう限界です】

えぇい うるさい!こんなことでくじけるな、わたしの肌よ

黒くてなんぼじゃないか そばかすだってホラ!黒くなれば見えにくいでしょ

そんな自分の中の葛藤も意味を持たない 背中が痛いのは自分のせいである

朝ごはんを済ませ テントを一気にたたみ 崖の上をまた引き返す

この地獄といったらない 本気で辛い よくぞ耐えたと思う

いくら食材や薪が亡くなったとはいえ 行きの地獄でわたしの体は全身筋肉痛

見事なまでの老人の体が故 わたしには辛すぎたのだ

プルプル震える足 何度もひっくり返って崖から落ちそうになった

近い将来登るであろう 富士山を脳裏に描き 恐怖におびえるわたくし

それにしたって、どうしてこんなに先を急ぐのか 説明しましょう

そうなのです こういうことだからです

一目見てわかるように 愛ちゃんとわたしはヒッチハイクで次の目的地

『アイヌモシリ 1万年祭』 を目指すため 早い時間に動く必要があったのです。

アイヌモシリとは、アイヌ民族 アシリ・レラさんが毎年開催しているお祭りで
差別を受け続けてきたアイヌ民族の聖地、二風谷を拠点とし
誰でも受け入れ、わたしたちのために、地球に存在する自然を大切に守り
争いは忘れ、一年万前のもとの姿に戻りましょう。というとってもピースフルなお祭りです。

愛ちゃんは2年前も参加したことがあるんだそう。

わたしも一人、タイやラオス、メキシコにも存在する民族の居住区を尋ねたことがあったが
日本のこうした場所に行くのは初めて。

アイヌ民族の知識もない私だが、行ってみたいという衝動にかられ
愛ちゃんとゴールを目指した。

わたしは、社会人としての常識と、ヒッピーのように穏やかで自由な考えを
両方いつも感じている。わたしはその狭間で、いろんな視点から物事を考えるが
どちらも素晴らしく魅力的なのだ。

しかしどうして、日本人は偏りがちになってしまうのだろうと
少し寂しくなることがある。

ヒッチハイクは成功するのであろうか、レンタカーを降りてひとまず
ダンボールに文字を書く 止まってもらえますように!!!

人生初の路上でのヒッチハイク ゴールを目指して

オカッパ2人はダンボールを高く掲げたのであった!!!

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