2008.10.18 Sat
アンニョンハセヨ!韓国の旅 vol.6
2008年10月7日を振り返る-3
ジョンアと、ジョンヘにさよならをして、
わたしは一人この弘大(ホンデ)という街を散策することにした。
すひゃんさんいわく、この街はアーティスト・ミュージシャン・ギャラリーやクラブ
なんでも揃う、特別な場所らしい。
期待に胸を膨らませ、近くの坂を下っていった。
道を挟んで両側に、おしゃれなカフェや、ショップ、日本にあるようでないような
そんな雰囲気の店がずらり。
当たり前に存在するものも、新鮮に見えてくるものだ。
それはきっと、わたしがドキドキしているから。
ひとつの店にはいっても、店員さんはどんな人だろうだとか。
店にある物に+して、人柄が気になってくる。
自分の足で歩いて、見つけた場所は、すごく特別なものになる。
可愛いワンピースが欲しかったので、坂道の途中に位置する
more-i (モレアイ)というお店に入ってみた。
彼女は店員さんなのだけど、すっごく可愛い笑顔の持ち主で、すぐ打ち解けた。
こちらの人は試着室に入るにしても、一声かけずに、とつぜん着替え始めるので
少し驚いたが、わたしとしては硬すぎる日本の文化よりフランクなこちらの
お客さんの方が分かりやすいし、楽しい。
色々試して、ミニのワンピース一枚と、リブの入ったレギンスを買った。
78000ウォンだけど、日本円にしたら7000円弱。 安い安い
また彼女に会いにいこーっとフンフン考えながら店を後にした。
インテリアショップにも入ってみた。こちらにはセンスの良いものがかなりある。
とっても可愛いノートを発見したので、自分のために2冊購入。
日本で買えばきっと500円くらいしそうなものでも、こちらでは250円
文具はなかなか安いみたい。滞在期間中にいろいろ集めたいな。
ゆるーりゆるーり歩いていると、ヤキニク屋があった。
可愛い!ブタのクレイジーウォール。
なんとビックリしたのは、ヤキニク屋の隣も、その隣もその2軒先もヤキニク屋ではないか!
どういうこっちゃねん!
まるでタイの屋台のようだ。隣の隣も、そのまた隣も同じお店ってどういうこと!?
と、思ったけれど、さすがは韓国ヤキニクが有名なのも分かる気がする。
しかし、友達と行くのならばいいけれど、わたしは一人でヤキニク屋に入る勇気がない。
へたれなのか、寂しがりやなのかなんなのか。
とりあえず、友達つくってからまたこよう。
ちょっと歩きつかれたところで小さなギャラリーを見つけたので入ってみることにした。
韓国人アーティストの作品を見るのは初めてだったのだけど、
すごく楽しい。しかもみんなわたしと同い年ではないか。
頑張っている人が世の中たくさんいるんだな~と関心した。
ギャラリーのオーナーらしき、男性が
コーヒー飲むか?と聞いているようだったので
うんうんと頷くと、おいしいコーヒーが出てきた。 うまい!
その後、奥さんらしきキレイな女性が出てきたので、
本を見ながら話してみようと、韓国語に挑戦することに。
まず最初に出た言葉がこれだ 『ペゴパヨー(はらへった)』
すると、奥さんはビックリした顔をして奥にいってしまった。
わたしは何か変なことでも言ってしまったのだろうか。
この辞書は本当にあっているんだろうか?とソワソワしていると
奥さんが勢いよく、戻ってきて 韓国語で何か言いながら
昼間に食べた『キムパ(海苔巻き)』を持ってきてくれた
食べなさい 食べなさい といっているのだろうか。
お腹が空いたといってから、1分もたたないうちに私は満腹。
この運気どうしてくれようものか。日本にいる乞食の友達に幸せをおすそ分けしたい。
韓国語の話せない私と、5分前に会ったばかりで ここまでしてくれる彼女たちに
わたしはすごく優しい気持ちになった。
ギャラリーの奥さんに個展のDMをわたして深くお辞儀をしてまたね!
夜は長い まだまだわたしは元気なので これから飲み屋にでも入ろうかな