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2010.02.05 Fri

NY7日目 美術館MOMA と わたしの夢

2010年2月1日を振り返る


昨日は混雑していたこともあり、今日はMOMAへ。

MOMAとは MoMA | The Museum of Modern Art  のこと

わたしが遊びに行った期間は

ちょうど 大好きなティムバートンの展示も開催されていて
とてもとても楽しみにしていた場所だった。

残念なことに撮影禁止だったので、作品は撮れなかった
けれど記憶にとどめておこう

ティム・バートンの作品でとくに好きなのは シザーハンズ そしてビッグフィッシュ

いつ見てもひとり泣いてしまう。 良い涙を流したい人にはおすすめ。

アンディ・ウォーフォールや、ピカソを始めとする巨匠たちの原画から
わたしが愛してやまないメキシコの画家 フリーダ・カーロの作品も飾られている。

あまりにも展示数も多いし、人も多かったので疲れたけれど

ひとりベンチに座り 考えた NYに来た理由を ひとり考えてみた

絵を描いているわたしは 自分の作品が好きだ 

これから努力するともっとよくなると思う。

愛情を持って描かなければいいものは出来ないし、
誰かが喜んでくれたときはいつも心からうれしく思う。

アート市場が整っているNYは日本に比べたらアーティストには活動しやすい。 
数年前はわたしも冷たく見られたものだ。

”絵なんか描いていたって、食っていけないんでしょう?
ふらふらして 会社にもはいらないなんて ダメなやつだなぁ”

こんな風に見られたこともあった。あの時はくやしかったな。

アメリカに来ると、胸を張って『わたしはアーティストです!』と言える。

きっと日本のように こうしなくてはいけない!みたいなルールがここにはないんだろう。

その分世界からアーティストが集まっているから、
ここで活躍するには相当な気合が必要だろうが、やりがいはきっとあると思う。

わたしはなんのために絵を描いているんだろう?改めて考えてみた。

地位を確立させたいのか? 誰かが認めてくれたら作品の価値があがるなんて

けっこうおかしなことだと思う。

わたしは100人いたら100人好みが違っても良いと思っている。

生きていくために必要な資金は少なからず必要だけれど
何億円もする高額な値段で作品を買ってもらいたいわけではない。

わたしは死ぬまでずーっと絵を描いていたい。
 
だけれど、わたしだって人間だから いつかは死んでしまう 

そして残した作品が多くの人を笑顔にできたら それはわたしが生きてきた意味を持てる。

明日に死んでしまったって おかしくないこの世の中で

絵を描いて暮らしていこうと強く思った。

大都市は色のないグレー あんなに電気がビカビカとついているのに

わたしにはこの町がカラフルには見えなかった。

そんな大都市の壁や 駅の構内に わたしは自分の作品を残して

その前を通る多くの人へ 幸せを届けられたらうれしい

セントラルパークで 森の中を歩いていたら 

自分の前に広がる道がすっきりとまっすぐ見えた。

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