2012.09.29 Sat
憧れのフリーダ・カーロ
2912年9月29日
メキシコシティは標高が高く、2200mの場所に位置している。
そのため、天気も変わりやすく、昼と夜の気温の差が激しい。
朝10時頃、宿の近くの市場へ(こっちではメルカドというそうです)
出勤前のおじさんや、おばさんが朝食を食べに市場へやってくる。
中にはタコスの屋台や、フレッシュジュースを飲める場所もあって、安くて美味しくて気軽に入ることが出来る。
こちらの野菜や果物は農薬が強くかかっていて、ピカピカ!
生野菜を食べる時は必ず消毒して食べないといけないそうだ。
もちろん水道から出る水は飲めないので、ミネラルウォーターを飲まないといけないから、
わたしは旅先でいつも日本の環境の良さは世界に誇れるものだなぁ。といつも思う。
朝食はトルティーヤに炒めた鶏肉やタマネギを挟み、上からチーズとソースをかけた料理
"エンチラーダス"をいただきました。これが、見た目以上に美味しいの。
こっちにきて久しぶりに食べる屋台の料理、5年前の自分をなんだか懐かしく思った。
朝食の後は、念願だったフリーダ・カーロの家へ。
フリーダ・カーロはメキシコを代表する画家で、わたしが絵を描き始めてから憧れている存在だ。
病に倒れても尚、絵を描き続けた彼女の人生と、ありのままの自分を作品に写す姿勢に
影響を受けたアーティストは世界中に溢れているだろう。
わたしもそのひとり。自分で描いたフリーダ・カーロのTシャツを着て
まるでディズニーランドに遊びにきた子供のような気持ちで、会場まで移動した。
ドラえもんミュージアムに、中国で買ったドラえもんTシャツを着て遊びにいくようなものだ。
彼女が亡くなる前まで住んでいた家に世界中から集まったファンが集まる。
家の中にはフリーダの作品の他に、彼女が使っていて画材や、家具、コレクションしていた民芸品の数々を見ることが出来る。
5年前メキシコを旅した時は、時間がなくて足を運べなかったわたしは、終始興奮気味。
初めて知った人もきっと訪れるだけで楽しめると思う。
フリーダの家を後にして、そのまま中心部にあるマーケットを歩いていると
おかしな鳥かごがいくつも露店に並んでいる。
15ペソ(90円)支払って試してみると、、、、。
自分の名前を聞かれたので、答えると、カゴから小さな鳥が出てきて、箱に入った紙をくちばしで選んでくれる。おぉ!!!
どうやらこれは占いのようだ!!感激!
あとで翻訳してもらったら、哲学的な内容ではあったけれど なかなか良い結果だったので安心した。
占いの結果に一安心した後は、宿のオーナーこうすけさんのお友達りゅうさん宅へ。
みんなでBBQをするというので、お邪魔させてもらった。
メキシコ人で航空会社につとめるaleと、ドイツからスペイン語の勉強をしにきているlau。
二人とも22歳だそう。どうして日本人と比べるとこんなにみんな大人っぽいのだろう。と毎回思う。
わたしは彼らから23歳くらい?と聞かれ、大変満足であった。
BBQで焼いた白身魚と、サーモンが本当に美味しい。
韓国焼酎や、ビールも飲んで、ここに来て楽しく酔っぱらった一日になった。
はしゃぎすぎたのか?疲れが出たのか?
ちょっと風邪気味になってしまったので、明日はゆっくりしようと思う。