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2012.09.30 Sun

ゆっくり過ごす日は

2012年9月30日
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到着してから毎日のようにどこかへ出かけていたので疲労していたのか?
それに加えて一日の寒暖差が昼間と夜で10度くらい違うので、わたしは風邪を引いてしまった。

日本から持ってきた薬はたいてい旅先で効果がない。
宿のオーナーこうすけさんが、メキシコの薬をくれたのだけれど これがまたすごい色!
黄金虫のように緑に光っているんだから、おもしろい。

飲んだとたん効き目が強いのか眠気がすぐにやってきて、スコーン!と眠りについた。

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外は晴れていた。メキシコは空の色が日本と違う。
太陽の力が強いのか、色がとても美しく見えるのだ。

わたしの好きなブーゲンビリアもメキシコにくるとぐっと色が強くなって、魅力を増す。

それに反して、悲しい現実も多い。
シンナー中毒になっている子供たちも多い。道を歩いていると、薬物にそまってしまったような人も多く見かける。
仕事に就くことができず、現実逃避からそうした道を選んでしまう人もいるそうだ。

そんな中、希望を持てるのは メキシコ人の陽気な人柄 人と人の距離感
挨拶をするとき、初めて出会う人同士でも 抱き合い頬を寄せてキスをする

町を歩けば、どの場面でも会話が生まれ 笑顔を見せてくれる

日本からここにやってくると、すごく優しい気持ちになれるから不思議だ。
メキシコは愛に溢れた国なのかもしれない。

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天気がいいのに、お出かけをせずに今日は一日宿にいたので
うどん屋さんの壁画デザインと、フリーダの絵を描くことにした。

始めてのフリーダカーロ.jpg


メキシコにきてじっくり、ゆっくり絵を描いてみると
純粋に絵を描く楽しさを感じた。
色が好きで、絵を描いていると 心が安らぐ。 明日が楽しみになる。
眠る前に健やかな気持ちになる。
"やっぱりここに来てよかった" と思うのだった。

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