2015.02.16 Mon
おかっぱちゃん母になる〜第4話 やってきた!つわり地獄
東京はようやく春めいてきました。
ポカポカの日差しを浴びると、とっても元気になる季節。
さてさて、第4話の更新です。
妊娠が発覚したはいいが、特に変化のない腹部。
「いつからお腹が出てくるのかしら・・動きもまだ分からないし・・」
本当に赤ちゃんがこの中にいるのだろうか?と、半信半疑なわたしは
この時期、2週間ごとにある産婦人科での検診を思った以上に楽しみにしていた。
子を宿すまで、知る由もなかったが、妊婦というものは想像していたよりも心配性だ。
いつもポジティブな考えを持つように心がけて来たわたしだけれど
妊娠をしてからというもの、これがホルモンバランスの変化なのか?
別人になったんじゃないかというくらい、特に理由もなく
「赤ちゃんが死んでしまったらどうしよう。」など、朝起きるたびに考えていた。
たった14日、寝たらやってくる次の検診日。
世に言う安定期は4ヶ月。(妊娠16週=妊娠5ヶ月の始まり)
先は短いようで、長い。
混み合った待合室。
きっとここにいる妊婦さんはみんな、不安を抱えているはずだ。
先生の「順調ですよ」という一言がこんなにもわたしの心を左右するとは。
妊娠2ヶ月、3ヶ月と、相変わらず仕事を続けていたわたし。(イラストレーターの仕事です)
この頃になってようやく"つわり"がやってきた。
朝、お腹が空いていると具合が悪い。強い吐き気がする。
何か食べないと、気持ちが悪いまま。
おっさんのような声で「おえっ」を連発。
わたしのタイプは "食べづわり" というらしい。
適当に朝食を済ませ、あーこれで落ち着くかな。
と安心していると、20分後くらいに再び吐き気がする。
歯磨きをすると、食べたものが全てリバースすることもしばしば。。。
大好きなインドカレーを食べにいった時はひどかった。
帰り道、またもや気持ちが悪くなり 自宅まで5分の道を我慢できず 近所のマクドナルドへ駆け込みリバース!
「あぁ、インドカレーがああああああああああ!全部出てもうたあああああああああ」
まさに、悲劇である。
あぁ、こんなに具合が悪いんじゃ、世の中の働く妊婦さんはもっと大変だな。。。
わたしの場合、仕事は自宅でもできてしまうため 具合が悪ければちょっとベッドで休むこともできた。
しかしながら、外での仕事もたまにはあるわけで・・・
その日は、ワークショップの仕事で自宅から30分の場所にあるクライアントのオフィスへ。
バスと電車を乗り継ぎ、到着。
車酔いなんぞ、ほとんどしたことのないわたしだけれど、妊婦になってからどうもバスに弱くなってしまった。
気持ちが悪いまま、仕事をする。 不思議なことだけれど、人と会っている間はつわりがある程度収まる。
きっと緊張感があるからだろう。
仕事を終え、夕方帰宅しようと再びバスへ乗り込む。
「ううう、具合が悪くなって来た。。」
どうにか持参していた水を少しずつ呑んで、気を紛らわすも吐き気は止まらない。
最寄りのバス停まであと少し・・頑張れ、我慢するんだあ・・!
母ちゃんになるんだろうううよおおおお
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・・・・・・・・・・・・・おげげげげげえええ!
我慢ならず、あと家まで50mのところで歩きながら3回吐いてしまった。。
こっこれは。。。マーライオンだ、、、 妊婦はマーライオンだっ
こんなことなら、シンガポールで吐きたい。と強く願う、おかっぱちゃんでした。
つづく・・・!
次回は、いよいよ赤ちゃんの性別が分かりますよ〜!
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