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2007.12.03 Mon

クリスマス展

遅くなりましたが、告知です!是非遊びにいらしてください。

marini*monteany主催 クリスマス展

開催期間:2007年12月1日(土)~12月24日(月)

会場:ギャラリー ラ・ボルヌ

〒145-0065
東京都大田区東雪谷
1-2-3シャンポール洗足池 
1階B1-A

TEL:03-3726-5120
OPEN 12:00~18:00
(火曜定休)
http://galerie-laborne.com/

Boojilも大好きなマリーニ・モンティーニさん主催のグループ展に参加します。

ギャラリー ラ・ボルヌでは14名の作家によるクリスマス展をおこないます。

素敵なクリスマスプレゼントを見つけにいらしてくださいね。

今回Boojilはクリスマス限定で、ハンドメイドドールサンタかしら?さんと
ストラップポストカードを制作しました。一点ものばかり、少量ずつの展示販売となります。

参加作家
marini*monteany / 今井 杏/ NKONOKO /ふなこしかな / Boojil / 林 美奈子 / youra / 土倉 珠美 / Kinnoi / 田村 由香 / tabassa / 沖津 真子 / 井上 葉子 / 鈴木 珠基

ようやくメキシコシティに到着。
入国審査を済ませ、スムーズにゲートに到着。
じゅんこさん、お父さんと空港出口を出ると、じゅんこさんが声をあげた!

「あー!彼だわ。いたいたいた。」

やっぱりメキシコで会ったじゅんこさんは
天使様だったようです。

なんと3年振りの再会、
じゅんこさんのご友人カルロスさんは
彼女を待って早1時間。

そして彼女とは、これで会うのが2回目だそう。
しかも、友達の友達という間柄。
なかなかメキシコ人は熱いようだ。
「hola!(こんにちは)」 
そう声をかけられ、思わず笑顔になった。

カルロスさんと初めてスペイン語で言葉を交わしてみたが、
結局わたしは自己紹介といえど、名前くらいしか言えず、沈没。
カルロスさんは、容赦なくスペイン語で何か聞いてきた。
が、またしても沈没、笑顔で対応。

しかしカルロスさんは、終始笑顔で、肩を抱いてくれました。

カルロスさんはじゅんこさんとの、久しぶりの再会を喜び、
これからみんなでカフェに行かないか?という。(23:00)

快くOKしたが、もうだいぶ夜も更けている。大丈夫かなぁ?
宿までどうやっていこうかな。その前に両替をしないと。
空港の中には両替所が数社はいっていた。一番レートの良い場所を探し、交換。

1ペソ=約11円


さっそく空港を出て、タクシー乗り場へ移動。
ゲートの目の前はお迎えのメキシコ人でごった返していた。正直そわそわしていた私。

カルロスさんのおかげで安心、どでかいVIPタクシーに乗り込む。
カルロスさんのお気に入りのカフェがあるというので、市内に移動。

移動中、初めて見るメキシコの夜景に終始ドキドキしていた。
思った以上に市内は綺麗で、以前行ったタイ・ラオスに比べると桁違いに整っている。
道は凸凹していない、町は綺麗な光に包まれて、不安な気持ちを軽くしてくれた。

カルロスさんはタクシーの運ちゃんと終始話が止まらず、なんとも楽しそうだ。
メキシコ人はおしゃべりな人が多いらしい。
日本のタクシー車内はあんまり会話が聞こえない気がする。
陽気なこの雰囲気に、この旅はきっと楽しくなるような気がしてならなかった。

約30分後、カフェに到着。もう時刻は23:30 
カフェの前には20歳前後と見られる少年が、数名たむろしていた。
なんだか雰囲気がおかしい、この感じ久しぶりだ。

周りを見渡すと、オープンしているお店はほとんどなく、このお店の前には
物乞いの少年や、少女が集まっているようだ。わたしと大して年齢はかわらなそうだ。

以前行ったタイでもそうだった、町を歩けば20人のうち1人くらいのペースで、
障害を持った人が、道に腰をおろして空き缶を片手に、悲しい顔をしている。

こんなに綺麗な街でも、こうして私と同い歳くらいの彼らが、貧しい暮らしをしているなんて。
またしてもショックを受けた。だけど、ひどいことに私の感覚は確実に麻痺していた。
以前感じたように、涙が出たり、長時間悩んだり、どうしてもできなかったのだ。

冷たい人だと思うかもしれないが、わたしは彼らに何もしてあげられない。
毎度、胸をいためるだけだ。
やはりこんな時、自分の無力さにため息が出る。


初めて見る、スペイン語で書かれたカフェのメニュー。
いったい何が何で、どれがどれなんだか分からないが。

どうやら「café con leche」はコーヒー牛乳のことらしい。

カルロスさんは、店員さんに適当にパンを注文し、わたしにもおいしいパンを分けてくれた。

そんな彼は、最後わたしにメールアドレスを書いてくれて、
「またメキシコシティに来るときは、連絡しなさい。」と優しい顔でにっこり笑った。

店にいる外国人はわたしたちだけのようで、周りにいるお客さんはみんなわたしたちを見る。
そんなに日本人が珍しいのか、子供たちはうれしそうに笑いかける。

さぁ、そろそろ宿へ移動しようか。

カルロスさんは私をタクシーで宿まで送ってくれるという。
じゅんこさんと、お父さんに「また、オアハカで会えますように」と別れをつげ、
私たちはタクシーに乗り込んだ。

街は暗く、路地でみかける人の大半はホームレスのようだ。
怪しい空気がこの街にはたちこめているように思う。
こんなキレイな街でも、どうしてだか落着かない。
一瞬で、この街の治安が悪いと言われる意味が理解でした。
女1人では、どうやらこの時間帯出歩くのは不可能なように思える。


ようやく住所をたよりに宿に到着。カルロスさんは「アディオス」といって手を振った。
なんと、タクシー代まで出してくれたのだった。
わたしが断ると、「いいから早く入りなさい。」という。なんて優しいひとなんだろうか。

本日のお宿はサンフェルナンド館
初日は日本語の通じる宿でゆっくりしたい。

宿にはどんな人がまっているかしら、、、。つづく

アトランタで約5時間の乗換待ち。この時間はとにかく辛い。
日本との時差、アトランタは約14時間、
メキシコはプラス1時間の計15時間の時差だっていうんだからすごい。

12時間も飛行機にのって、やっとここまで来たのに時刻は日本にいる時から進んでいない。
なんだか時は止まっているのに、体は非常に疲れている。

まるで精神と時の部屋のようだ。(ドラゴンボールだよ)

ベンチで横になって、爆睡した後、眠い目をこすって次は約5時間のフライトで
メキシコシティを目指す。長い、とにかく長い。そして眠い。寝すぎて眠いんだろうか。

飛び立つ前、仲良くなったじゅんこさんは言った。
「もしかしたら空港に、友達が迎えに来てくれているかも。そしたら一緒に宿まで行けるかも」

あなたは神様の遣いですか?じゅんこさんが天使に見える。
その後ろにいるお父さんは牧師様?それともガンジー?

会ったこともない、じゅんこさんの友達よ。どうか空港においでください。
その熱い想いを心にしまって、5時間のフライトの中、またも寝たり起きたりの繰り返し。

その間、デルタ航空のお食事地獄攻めが、うまく決まってゴーーーーーーール!
6対0でデルタ航空機内の、ふとっちょさんが勝利。
わたしは欧米の狂食には勝てそうもない。

そして無事メキシコシティに到着。

そんな中書き上げた、わたしの日記のイラストの一部を公開。
こんなどうでもいい、「今日の私のファッションについて」 旅におしゃれは不必要。

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