2006.06.27 Tue
出発
6月27日 準備は朝までかかってしまった。
あたしは少々頭が悪い、完全に睡眠不足だった。
必要な荷物は、
・現金 400$ ・TC 250$ (US)
・Tシャツ2枚 ・短パン1枚
・靴下2足 ・洗面用具 ・洗濯ひも
・スニーカー ・方位磁石
・時計 ・バスタオル1枚 ・ガイドブック2冊
・日記帳 ・小説 ・水彩絵具
・南京錠2個 ・カメラ ・パスポート
・変換プラグ ・ポケットティッシュ4つ
・日焼け止め ・下着2組 ・水着
以上
全てこのリュックに収まった。
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ユナイテッド航空 夕方成田発 23時40分バンコク着。
飛行機の中、わたしは中央の席だった。
左隣にはタイ人の学生二名、右隣にはアメリカ人の男性。
英会話への挑戦が始まった。
アメリカ人の男性はバンコクに英会話の教師として、研修にきていると言っていた。
タイ人の学生2人は、とても優しく、観光地について教えてくれた。
やっぱり仏教の国タイ、彼らのオススメスポットはお寺だった。
あたしの英語で通じたのが嬉しかった。
8時間のフライトを終え、無事バンコクに。
入国に時間がかかってしまったため、予定していたエアポートバスは最終発が終わり、
タクシーでバックパッカーの集まるカオサンロードまで、いってもらうことにした。
話には聞いていたが、タクシーの運ちゃんの態度は2年前と変わらず、おっかない。
メータータクシーなのに、カオサンまでなら500バーツ払えって。 ●1バーツ=3円
日本で考えると、一時間半タクシーで走ったらいくらになるかな?
タイは物価が安い。
しかし、ここで折れないのが、わたしです。
交渉しまくり500から300バーツの値下げに成功。
しかし、これでもぼったくられています。
分かりながらも、おっちゃんの怖さに負けて、300バーツで乗車しました。
前回の日記の通り、成田から3人で行ったわけだけど、
カオサンロードまでは、三人とも、ほとんど話さなかった。
120キロ以上出ていました。おじちゃん恐ろしすぎるよ。
タクシーの窓から見えた、バンコクの景色は、それはもう懐かしい感じで、
『あ、これがバンコクだ。』 タイは6月上旬国王の即位60周年のお祝いがあり、
あたしが到着した、その日も、キレイなイルミネーションが残っていた。
国王のドデカイ写真が目立っていた。さすがはタイ。
タイの愛国心は相当強く、国王様は素晴らしい人だと考えられている。
実際、現国王は国の向上に力を入れているそうで、なかなか素晴らしい国王なのだそう。
カオサンロードに到着。カオサンの入り口にある、警察署前でおろしてもらうことにした。
宿まではもうすぐだ。
深夜2時前、2年ぶりのカオサンロードは、以前行った時とは雰囲気が違った。
そう、まだシーズンオフなのだ。人が二年前の8月ほど、多くなかった気がする。
タクシーから降りると、不安になった。
これから始まる3週間ちょっとは、決して騙されない。心に決めた。
宿は初日だけは決めていた、トリプル400バーツの安宿だ。(一人当たり400円弱)
ベット、扇風機(ファン)、水シャワー・トイレ、ベランダ付き
地図を見ながら進むと、思いのほかスムーズに宿に到着。
チェックインをして、水シャワーを浴びて、その日は眠った。 3時就寝
2006.06.27 Tue
旅の理由
調度今から2年前、わたしは19歳だった。
当時付き合っていた、彼は貧乏旅行が大好きで、タイとカンボジアを一緒に周った。
わたしは当時うけた、衝撃を今も忘れていない。
結局その彼とは、旅を期に別れてしまったが、
旅の間は、彼だけが頼りだった。
わたしは地図も現金も持っておらず、わたしの分の現金は全て彼に預け、
持っているのはパスポートだけだった。
バンコクでほんの数分はぐれた時の、あの不安だった気持ちは今も忘れられない。
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長くなるが、なぜ今回また、タイへ行くことにしたのか。
そしてタイからラオスへ行こうと考えたのか。
わたしは旅前の生活に、少しだけ嫌気が差していた。
こんなにぼーっとしていては、いけない。
絵がうまく描けない。もっと強くなりたかった。あの頃のあたしには刺激が足りなかった。
当初、オーストラリアへ一人旅に出るつもりだった。
オーストラリアは歩きやすいという、ご飯もおいしく、なんでもそろっている。
海もきれいだし、人もきっと素敵だろうし。アートも見たい。
ただ、オーストラリアに一人旅に出て、無事帰国できたら、自信がつく。
そのままアジアにも1人で行けるかもしれない。
わたしはそう考えていた。
オーストラリアはアジアに出るためのステップと考えていた。
しかし、チケットを取る1ヶ月前あたり、友人がタイへ行きたいという。
一緒にいかないか?と誘われた。
タイへもう一度いっても良いかもしれないと、一瞬思った。
しかし、ツアーでは行きたくなかった。そして、不安もかなりあった。
なんとかなるかもしれないとは思いつつも、女だけで行くのは少々不安だった。
ただ、オーストラリアよりも、壁が高いのは確実に発展途上国なのだ。
わたしは少し挑戦したいと思い、チケットを勢いで取ったんだ。
●最初の3日間は友人2人と一緒でした。あしからず
2006.06.27 Tue
タイ、ラオス 23日間の旅へ
website【Color-club】さんより、
インタビューを受けました。
インタビュー記事アドレス
http://www.color-club.com/webcolor/yoshimura/
色に関してのインタビューです。
こういった形でwebに掲載されたのは初めてなので、
めちゃくちゃ嬉しいですね。
時間あったら読んでくださーい。
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明日の昼家を出て、成田へ向かいます。
二年振りの異国の地。しっかり踏みしめて象のようにドデカイ心で帰ってきます。
(体はあくまでもスマートになって帰ってくるつもり)
情けないことにタイ料理が大の苦手なわたし。
今回は克服できるでしょうか!
前回に引き続き(19のとき2人でタイ・カンボジアへいったことあり)
あたしの口の中に口内炎が5つ以上できませんように。
18時45分発のバンコク行きに乗り込み、タイへ飛び立ちます。
あっちにいって自然災害や強盗にあったら、運悪く死んでしまうかもしれないので。
(心配性は母親譲り) いやはや
みんなに伝えておきます。
あたしの周りにいるみんなのこと、本気で愛してるよー!
もし、死んでしまったら、貯金はあんまないけど、
母さん・父さん、そして姉ちゃんに、あたしの作品全部あげます。
大好きな家族のため・大好きな友達・大好きな応援してくれてるあなたのために
でっかいものしょって、帰ってくるからね!
それでは、それでは!see you soon !
●画像はこの前、書き下ろした 新婚さんへのプレゼントの絵
依頼してくれたEちゃん、ありがとう!