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2006.11.20 Mon

ハートが満ちる


あぁ なんて素敵な笑顔なんだろう
とても良い笑顔で ロサンゼルスのフリマにいた夫婦
まさにPEACE


今この日記を読んでくれている 君は笑顔ですか そして元気ですか

友達に悲しいことがありました

昨夜読んだ、吉本ばななのサンクチュアリ

こちらもまた悲しい思い出から抜け出せない
主人公の苦悩が描かれている

ばななさんの作品には死という文字が何度か出てくる
ただ、彼女の文章は悲しい言葉の脇に希望に満ちた救いの言葉が織り込まれてる

人間に生まれてしまった以上は、この地に立たないといけないわけで
コンクリートに寝そべって小さい星さえ見えなくても

新しい朝を迎えたら 脳みそも目の奥も全部 動き始める

刻々と時間は過ぎるよ また一年 そして目の前の一日も

生きていたら嬉しいことばかりじゃない

ワンワン泣いて 感情が何かさえ分からなくなることも ある

誰も信じられなくなってしまうかもしれない

だけど、だけれども 大丈夫

迎えた朝は 昨日見た朝じゃない 
外に出て見上げた空は 昨日見た空じゃない

昨日の自分と 今の自分も そして 明日の自分も違う

まだまだ そう まだまだ これから
まだ見ていない 新しいものが 沢山あるよ

良い顔しようよ これからね
ゆっくり ゆっくりでいいからね

■アメリカで撮影した写真を個展会場のファイルに入れておきます!
楽しんでもらえたら嬉しいです。

いよいよ明後日から個展開始です。オープニングパーティ!是非あそびにきてね


レセプションパーティー当日

Davidのお父さん、偉大なアーティスト 
パパジョンと一緒に記念撮影

古着屋で見つけたビンテージのワンピースを着て行きました。
派手な上に、アメリカの食事で一回り太って、おなか周りが気になって仕方なかった。笑



展示するに当たって、CCAA美術館のデザイナー、ジョーが
わたしたちの作品をアドバイスを交えながら、テキパキと壁に展示してくれて、
とっても素敵な会場になりました。

レセプションパーティー開始30分。
参加アーティストのスピーチには40名ほどのお客さんが
そして横でわたしたちを紹介してくれる、デザイナーのジョー。
主催のひみこさんの、ありがとうの言葉。

みんなのスピーチが終わって、お客さんから沢山の拍手が出たとき、
感動しすぎて泣いてしまった。
だって初めて会う人ばかりなのに、みんなとてもとても素敵な笑顔なんですもの。
あぁ、ここにこれたことを誇りに思います。


この展示のために書き下ろした、お気に入りの一枚。

展示は今月21日までだけど、その後作品たちはどうなったかなぁ。
お嫁に出て行ったでしょうか、
それともまた家族のままいつまでも一緒にいてくれるでしょうか


左下のお魚ピュール君もお婿さんとして、もらわれていきました。


一番右下の、黄色のフレームの原画が、お嫁に出て行きました。
感動したなぁ。嬉しくって。


レセプションパーティー中、それぞれみんなの作品の前には
お客さんが沢山いらしてくれました。

もっと英語勉強して隅から隅まで説明できるようになりたいな

お嫁にでていった作品たちに、サインをして
お客さんに沢山お礼をいって、
みんな終始笑顔で、疲れなどまったく忘れてた。

あの時間は本当にあっという間だったけれど、
ものすごい幸福感で、あたしはなんて幸せなんだろうと思った。

帰り道、夕暮れ5時半

できすぎたような夕焼けが、あたしたちを迎えてくれました。
あの景色、思い出しただけでもため息がでちゃう。
思わず両手を口に当ててしまうほどのサプライズ!

反対側には大きな大きな満月が
あんなに近くて大きいお月様を見たのは、生まれて初めて

帰り道はずっとビートルズとベンハーパー
切なくって、ドキドキが残りました

夕飯はデービッドのお家で自炊
home sweet home
この日のサーモンはBBQで
あんなにご飯がおいしかったのは、アメリカで初めて!

帰りたくない衝動を隠して、翌日早朝4時半に起床するのでした。
今現在わたしはホームシックアメリカ版です
(写真をありがとう!今回の日記の写真撮影はチバサトコちゃんのものです)


ロサンゼルスの中心部から
おおよそ車で2時間。

あたしが滞在した
RANCHO地区はとっても、
美しいのどかな場所。
黄色のドレスが似合います。

ロスは治安が悪いで有名だけど、
こっちはそんなことないみたい。

朝は野生のリスも見れたし、
夜はコヨーテが歩いてた。

マツボックリの大きいこと!!
手には収まらないほどの大きさ
ここの植物は全てがビッグサイズ


車から見える景色は、
澄み切った空と真っ白いお月様。

そして大きな大きな太陽。
光があんなにまぶしかったことって
なかったかも。

アメリカは大きな大陸。

丘の上から見える景色は
ずーっとずーっと遠くまで。
あたしこんな世界みたことないわ。

大きな岩の山。
ディズニーランド??
でもあそこは夢の国。
世界の素敵な場所を凝縮しているんだね。

そう、今日はドライレイクへ行く日。
ここは砂漠地帯でしょ、
湖もひえあがってしまうんだって。


ピンクに染まっていく空を、
窓越しにながめていたら、
なんだかとっても嬉しくなって。

そのうえ
ステレオから流れる
ベン・ハーパーのギターの音色
あーあの素敵な声が
とっても気持ちを愛しくさせてくれました。

到着
後ろに見えるは、
まんまるお月様

目の前には
言葉では言い表せないくらい綺麗な
藍色と小麦色 ごうごうと風が吹いているのに
神秘的な場所

お月様が見えるのに
あたしはここが
お月様の上なんだろうと
思いました。

風の音だけ聞いて
風の音だけ聞いて


ただ日が落ちる色がにじむ

時間がたつにつれて 深く色づいていく

深呼吸をして
ただ眺めているだけなのに
涙が出てきた

自然の大きさに感動 ため息が出た



日が暮れて ドライレイクにさよならしたら
今度はお空に沢山の お星様が現れて
数え切れないよ 数え切れないよ

まんまるお月様は 浮き輪みたいな
光のわっかのパワーをあたしたちに分けてくれました

展覧会が成功したのも きっとお月様のおかげ
ありがと お月様


あっちの世界に
降り立つまでのあたしは
まだなんにも
分かっていなかったのかもしれない

荷物をひとつにまとめて 押し込めた

15分遅れの足元 
そう今日はアメリカへ発つ日

自分のために 違う世界を見に行くんだ

大韓航空 9時間のフライト 
あっという間に時間は過ぎて
空港に到着 


降りればもう 

そこには溢れる アメリカ
電話も トイレも 
売店のお菓子たちも

もうここは日本ではないのね

一時間待つこと
アメリカでこの企画のために動いてくれていた デービッド教授とご対面
あたしの中の【教授】と言う、イメージを良い意味で、とことんぶち破った彼。

アメリカ到着後 初めての英会話
nice to meet you. My name is Boojil.

その後挨拶のハグ。 ハイテンションの笑顔。
あーなんて素敵な人なんだろう。
仲良くなりたい 


彼はこの企画を一番最初にたててくれた、ひみこROSEさんの友人。
その、ひみこさんはアメリカと日本のハーフでとっても美人で素敵なアーティストです。
彼女のおかげでアメリカの大地を踏めたようなもの。今も感謝の気持ちでいっぱい。


空港から、宿まではかなり距離があるので
ロサンゼルスの一部を観光することに


デービッドはネオンアートを生徒に教えたりもしているそうで
ネオンアート美術館・世界から集めたアート本などを扱う大きな本屋・街のスーパー
小さなギャラリー・ハロウィン用のコスチューム屋

車からの景色に 感激 街に並ぶ、背の高い大きな木
街を歩く人たち ダウンタウンのホームレス 聳え立つビル
サングラスの間のとんがった鼻 ここはロサンゼルス

あたしには見るもの全てが 新鮮で
道路にある消火栓だって 写真に収めたくなる

旅にわくわくはつきものだ

こっちの天気はそれはもう素晴らしくて
毎日が晴天だった

砂漠地帯に雨はふらない 
空気はカラッとしていて
雲ひとつない 良い天気

かぶっていたニット帽もフェイクのコートも 
お昼は必要ないみたい

スーパーを出て再び車に乗り込む
運転はデービッド 口からこぼれる楽しい言葉はあたしを笑顔にさせてくれた



宿まで砂漠地帯をドライブ
大きな大きなサボテン 背の高いジョシュアツリー 
もう全てに驚き 窓ガラスから両手を離せない私 右も左も ここはアメリカ

宿のキレイさと言ったら!素敵!ウッディーなログハウス
もうここときたら、あたしを虜にさせて!
あたしは二段ベッドの下段で、小熊の様に空気の澄んだ朝を毎日迎えていました。

この旅では常に笑顔が耐えなかった
サボテンのトゲで指がちくちくしても
日本にいる間の苦い思い出も
ハンバーガーの大きさに 胃袋が驚いても

全てを丸め込んで溶かしてくれる
この広い大地に感謝してる
感動をありがと

アメリカ人の住居のでかさと言ったら
それはもう!すさまじい。
あー憧れちゃうな。こんなお家。
おしゃれなバスルーム・広いキッチン・大きな木のボール皿・土足OKのリビング
ロックの神様ディックデイル、音は爆音でも大丈夫、部屋にはアートがゴロゴロ


あー憧れちゃう ここはアメリカ
日本とアメリカのアートに対する想いが違うのも分かる気がした
部屋へのこだわりがものすごい


アメリカへの旅1 終了
続きは

●大自然編
●アート編
●ハート編

と続きます!乞うご期待!そして今日はどっぺるなんちゃら倉庫です。

明日はイベントだよー!

2006.11.11 sat
ドッペルナンチャラ倉庫

開場:17:30/開演:18:00
http://dopperu.com/index.html

「絵を奏でる」
ドッペルナンチャラ倉庫とは・・・
ライブペインティングショー 絵と音楽の化学反応。
即興とはなにか? 異ジャンルセッションとはなにか?
音楽とアートの混合イベント!!!


Boojilは初参加、ライブペイントで登場します。

〒277-0024 千葉県柏市若葉町3-3
JR常磐線、東武野田線、柏駅東口より徒歩10分。

お問い合わせ tel.04-7139-5855

"monaizo(モナイゾ)"とはドッペルナンチャラ倉庫のイベント、クロッキー会が行われている場所になります。
モナイゾ付近には充分な駐車場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。


■チケット
前売り1500円/当日1800円/前売り、当日ともに1ドリンク付き

前売りチケットお求めの方は「お客様のお名前」「チケットの購入枚数」を明記の上
info@dopperu.com までメールをください。

□前売りチケット販売の流れ
1.お客様/「お客様のお名前」「チケット購入枚数」を明記して info@dopperu.com までメールをください。

2.当方/後日、確認のメールを送らせていただきます。

3.お客様/イベント当日、受付での清算となります。受付の者にお客様のお名前をお伝えください。

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