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北海道日記:http://boojil.exblog.jp/i16/

ここのところ北海道日記に夢中になって更新ばかりしていたので、
近況をお伝えします。


1日~3日 Dachambo PV用イラスト 完パケ 
お仕事詳細:http://boojil.ojaru.jp/news.htm

9月1日 
原宿デザインワークスプロジェクトへ個展搬入をしに行った後(Boojil個展は今月末まで)
池袋にYURIちゃんの個展を見に行く。その後吉祥寺のハーモニカ横丁で飲む。
YURIちゃんの作品めちゃめちゃ素敵です。 個展は26日まで
http://www.edomacho.com/yuri/index.html

4-5日 兵庫個展の準備に追われる



6日、兵庫県は西宮まで個展の搬入・オープニングイベントに参加してきました。
ogurusuさんのライブ、とっても素敵でした。癒される~CDを購入。
自分のためにギターを買うことを決意。帰りは一人大阪駅前の飲んだくれ街で一杯。
夜行バスで帰宅、狂犬(愛犬)マルコを病院から引き取りにいく。
http://www.boreas.dti.ne.jp/ogurusu/

個展詳細: ■2008年9月6日~9月28日まで 兵庫県西宮Cafe-Le-Ciel  
ホームページ: http://cafe-le-ciel.com/L/


7日 北海道で仲良くなった画家のコータ君と新宿・原宿で買い物+ブラジルフェスティバル

新宿ではOSHMAN’Sで前から欲しかったSOLMATE SOCKSを購入

アメリカ、ヴァーモント州のソックスブランド。エコなリサイクルコットンを使用し、左右非対称のクレイジーカラーに編まれた個性的なソックス。

原宿では、靴屋さんでColumbiaの今期ブーツを衝動買い。
売り切れ必須だそうです!あったかくて可愛いし、安いからオススメです。

8日 劇団 やちゃおう倶楽部のポスターデザイン打ち合わせ 終始爆笑

9日~10日 講談社 新書の装丁画 完パケ


12日Boojil アメリカに続く海外での展示
韓国個展が10月7日~に決定 展示用にいろいろ作りに東高円寺へ

その足で、仲良しのsachicafeの個展を恵比寿まで見に行く
名古屋の友達ヤスに久しぶりの再会 うれしかった~
sachicafe: http://sachicafe.seesaa.net/

13日 友人のサーフボードのデザイン検討 
友人のお父さんがシェーパーなので後日、初めてのサーフィンです

そして、本日 
今回お仕事させてもらった Dachamboが出演するイベント nbsaに夜中から参加予定
PV制作でお世話になった、over headsのメグさんに会うのが今から楽しみ

http://www.overheads.jp/php/modules/info7/index.php?id=13

2008年8月13日を振り返る vol.2

ヒッチハイク成功後の車内は、とんでもなく楽しい舞台となる。

父:運転手のお父さん オ:愛ちゃんとわたし

父 『どこから来たんですか?』

オ 『アイヌのお祭りから降りてきたんです』

父 『話にきいたことはあるんだけど、いったことないんだよね』

オ 『来年是非いってみてください』

北海道でも知る人ぞ知る 

アイヌモシリ 一万年祭を知っていたお父さん只者ではなさそうである

色々話をしていくと、お父さんは若いころ、北海道バイクの旅で
奥さんと知り合ったらしい。

おばあちゃんが 『このひとはね、うちの娘かっさらっていったんだよ~』と
孫の前でうひゃうひゃ楽しそうに言い放った。

このおばあちゃんが、最高に面白い旅のキーパーソンとなる。

おばあちゃんの勢いは止まらない、そして孫と同じ目線で遊ぶので
孫はおばあちゃんのことが大好きらしかった。

その様子を見ていて、こんな家族っていいな~と心躍らせた。

いくつか おばあちゃんのおもしろエピソードがあるので紹介します。

①助手席に座っている 中学生の孫は水泳が得意で 夏休み前コーチに
『選手コースに進みなさい』と誘いを受けたそうだ

父 『選手コースに入ったら、忙しくなって、おばあちゃんに夏休み会えなくなるよ』

孫娘 『おばあちゃんに会えないならいかない』

このエピソードをおばあちゃんが私たちに話してくれたのだが、
途中からなんと感動のあまり泣き出してしまった!

おぉ~これはすごい。
あたしもウルウルしてしまったよ、なんと乗車後30分後の話である。


②おばあちゃんと、孫(小学2年生のオトコノコ)がとっくみあいのプロレスごっこを始めた

孫息子 『おばあちゃんに勝ったら ぽにょ 見にいってもいいでしょ』

おばあ 『勝っても負けても知らねぇよぉ。 ここに ぼにょ がいるからいいんだよ』

おばあちゃんは自分の腹をつかみ ぼにょぼにょぼにょ~♪と歌って見せた

親子揃って只者ではない

2008年8月13日を振り返る

7時に起床 もうテント生活にも慣れ わたしは軽く原始人気分

今日はもう出発の日だ。 あっという間のアイヌモシリ 一万年祭

一万年生きられるなら 一万年ここにいたいくらいだ

わたしと愛ちゃんは レインボーギャザリングというものの説明を受けるため

川沿いに足を運ぶ。 わたしにとっても初体験のことなので、どんなものなのか聞いてみよう。

世の中、いろんな人がいて、いろんな考え方があることを改めて気づかされました。

簡単に説明すると、世界中から人々が集まり、1ヶ月間(新月から新月まで)、野外で原始的な共同生活をして、その経験をシェアするイベント。

興味のある人は読んでみてね↓>■ What’s Rainbow Gathering?
レインボーギャザリングとは

さ、ギャザリングのことも分かったことだし、一度は参加してみたいと心に決めて
わたしと愛ちゃんは会場をあとにする。

帰り際、会う人、会う人大荷物をしょった私たちに

『気をつけて帰ってね、また来年会おう』 などと声をかけてくれることが嬉しかった。

この会場では挨拶と一緒にハグをして別れることがほとんどだ。

東京でやっているフリーハグとはまた気持ちの入れようが違う。
(人によるのかもしれないけど)

本当に自然に起こる行為なので、わたしは気持ちが良い。

ここで出会う人は、どうしてこんなにも優しくて素直なんだろう。

まるで外国にでも降り立ったように、感覚が研ぎ澄まされてピカピカしている。


↑会場にいた犬ころ なよなよでかわいい

にこにこ顔のゴンベさんが、街まで出るというので車に乗せてもらい、
寂しさを抑え、会場をあとにした。

40分ほど来た道を戻り、国道にでると ここでゴンベさんとはさようなら。
ありがとう、大変お世話になりました。

わたしと愛ちゃんは、再びダンボールを用意して 

『札幌』
と書き加えた!またもやヒッチハイクのスタート。

今度は最初のようにうまくいかないのか、調子に乗っていた二人は
『今回は厳しいのかな~。』と言い合っていた開始8分後

一台のワゴンが止まった。

中から出てきたのは30代のお父さん しかも家族連れ 
(小学2年生の息子・中学生の娘・おばあちゃん)

またもやオカッパーズの強運が花開いた

とくに努力はしていないのだが、神様がついているのだろうか ウニの神様!(積丹参照)

ありがたく乗車させていただくと、どうやら運転手のお父さんは昔バイク乗りで
若いときから旅人を見ると車に乗せていたそうなのだ。

おばあちゃんが私たちのことを発見して、わざわざ引き返してくれたらしい。

なんとまたもや強運!札幌までだいぶあるのだが、ちょうど札幌方面に行くと言うのだ。

ここからが最高に楽しいヒッチハイク第二段の旅となる。

2008年8月12日を振り返る vol.2

アイヌモシリ 一万年祭では毎年恒例 運動会が開催される

ここでは人種・年齢・性別問わず 誰でも参加が可能

運動会の内容はこんな感じだ

徒競走・アメ食い競争・障害物走・大縄

運動会なんて高校生ぶり 学生時代はめちゃめちゃ気合を入れて参加していたので
わたしはこうした行事があると興奮してしまう

乞食ガールズhttp://boojil.exblog.jp/8383896/

そこで東京の友達 乞食ガールズもやってきて わたし大喜び

大きなリュックを降ろし 彼女ら(彼ら)も強制参加することに

会場にあつまった人々もさまざま

『はーい 参加したい人は並んでね~』 とにかくゆるい そして自由

『一位になった人は 食券300円だよ~』 

この言葉を聴いた瞬間みんなの目つきが変わる

男も女もゴールを目指して一目散!! 

思いっきり走りすぎて 転倒する人もいたり 

朝から酒ばかり飲んでいるせいで 走っているのか歩いているのか分からないオヤジとか

女の子は応援して ダンスを披露したり

それもそのはず 手に入れたいのは 300円の食券

わたしもその一人 見事 自分のレースで一位になりました!

そしてお昼ゴハンはカレーライスを食べて

夜になれば またお気に入りのティピで 『酔わせてくだチャイ』をいただく。(チャイ焼酎)

夜も更ければ 常に会場のステージで行われるライブにも力が入り

夜の大演奏会 周りに家すらないので 近隣の迷惑にならないのがありがたい

わたしは RaBiRaBiの演奏にめちゃくちゃ大興奮

も~かっこよすぎる みんなも聞いてちょ でもライブが一番 パーカッション1名は女性です http://www.myspace.com/rabirabi

RaBiRaBi BIO場所を選ばずして自然と一体となり
その場のインスピレーションで
音遊びとフィールドレコーディングをくりかえすサウンドジプシー。

打楽器×2人とvoice & mixというミニマムな編成から
全ての音を即興で紡ぎ出していく。

祈りと祭りに満ちた唯一無二の音楽は、
年間80本以上におよぶ国内外でのライブ 野外イベントなどを経て
「縄文トランス」「Neo-Shamanistic Groove」と呼ばれるようになる


なんにもないところ 携帯の電波だってもちろん 届かない

なんにもないけど なんでもそろう ごはんだって 友達だって 音楽だって

便利な場所にいると忘れてしまう 本当に大切なものが ここでは当たり前のように存在する


ライブが一番盛り上がる頃、不思議なことにカメラでその場所を撮れば
真っ白の水玉が画面いっぱい 降っている

どのカメラで撮影しても毎年起こる 不思議な現象らしい

愛ちゃんいわく これは 魂があつまっているんだとか

アイヌモシリ一万年祭 すさまじいです みなさま来年是非お試しあれ!

2008年8月12日を振り返る

アイヌモシリ2日目 またもや7時頃目覚める

愛ちゃんとわたしの箸のようなテント生活にも慣れ、清清しい朝を迎えた

朝ごはん 朝ごはん と会場周辺見渡せば

おいしそうなゴハンがいっぱい 300円というあり得ない価格でモーニングを注文

その隣では、とってもキュートな笑顔のお兄さんが野菜を釜で蒸かしている

『おいしいよ 200円だよ』 

『買います』

トーストに玉子 コーヒー に 蒸かした野菜てんこもり これで 500円

きっと東京でランチしたら1500円にはなりそうな豪華な朝食だ

アイヌモシリの物価は東京の3分の1といっても過言ではない

食べた瞬間驚いた

ここまで旨い 野菜は食べたことがない 味付けを一切せずに

ここまで野菜の味が濃く そして甘い 

にんじんだってにんじんじゃない 人参先輩!

かぼちゃもかぼちゃではない 南瓜殿!

じゃがいもがじゃがいもではない お芋様!

今まで食べてきた 野菜たちはなんだったのか! 

なんだか人生を全て否定された気分になるほど わたしは野菜の旨さにショックを覚えた

お腹一杯いただいて その後周りを見渡せば いろんな出店が出ている

この日のために用意しておいたのだ 似顔絵コーナー

今回はゆるく 気ままに やってみました

さぁ どうぞどうぞ見ていってくださいな

比較的 顔の色が緑の人が多い

これも山の中にいるからでしょうか

お!アイヌモシリ恒例の運動会が始まるらしい

似顔絵コーナーを中断して わたしは会場に走るのだった

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