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2度目の韓国旅日記が始まりました

2008年12月18日を振り返るvol5

こちらのBARもなかなかオシャレで良い雰囲気。

わたしはビールを注文して、今夜最後のご機嫌TIMEを味わうのである。

基本的にこちらはスナックがタダなので、わたしは太る一方である。

ビンちゃんにジェホからロンドン土産があるといって、

彼が差し出したのがこれ

おぉーーーフィギアマニアのビンチャンは大興奮である。

ジェホは彼の大親友で、いつどこで会ったのか聞いてみると
なんと軍隊の訓練で同じ部屋だったそうなのだ。

韓国人男性は19歳から29歳までに必ず入隊しなくてはならないそうで、
ジェホもビンちゃんも2年間訓練をしたそうな。

日本にはこうした制度がないし、銃社会でもないし、島国だし
本当に平和で平和でみんな平和ボケしてしまうのも仕方ない。

こんなに近い韓国ではこうした制度があるのが、なんとも信じがたい。

同じアジア人でも文化の違いに魅力を感じる部分もあれば、
自分に置き換えてみると悲しくなる現状がここには存在する。

仕事、恋人、家族、友達と完全に離れなくてはならないなんて、厳しい。

韓国の兵役制度

http://www.konest.com/data/

タトゥーアーティストで、ペインターで、フィギアに埋もれそうなアトリエを
持っている彼でも軍隊は免れなかったらしい。

わたしが韓国人で男だったら、筆を捨てて銃を持つのだろうか。

そんなのありえない。。 世界に存在する銃が筆になったらいいのにな。

もうずいぶん前の話だけどね、と懐かしい顔をして微笑むビンちゃんを見て
なんだか不思議な気持ちになった。

ビールがまわりはじめ、眠気がやってきた。

イスにもたれてグースカ眠ってしまった私をサバちゃんの

『ARE YOU OK ?』 で目覚める。

起きたらみんながいて嬉しかった。

ここにいるみんなは随分前からの友達ばかりではない。

わたしをきっかけに会った人もいる。 それがものすごく嬉しいのだ。

ミョンドンの町並みは面白い。

屋台の横には大量の靴下屋さん。

向かいにはインポートブランド ZARA

その前でパフォーマンスをする男性二人。

足が長すぎるだろ!

その身長ではハグができない。これではFREE PHOTOである。

『FREE HUGS』 そういえばあなたは知ってますか?
http://ja.wikipedia.org/


ミョンドンでのショッピングタイムもつかの間、
わたしたちはまたホンデに戻り、まず夕飯でも食べようとスパム・チゲ(鍋)屋さんへ。


見た目からして辛そうな、この鍋!!
食べてみると、思ったとおり辛い。しかしうまいではないか!

まずで石ちゃんのように汗をかきながら食べるわたし。

汗をかいて鍋を食べればいくらかやせるのではないか?

うまいうまいと言いながら完食!ごちそうさまです。

これからビンちゃんの親友ジェホが合流するという。

ジェホは今ロンドンの服飾大学に留学中で、服の作り方を勉強中らしい。

なので、英語はペラペラ。これは仲良くなれそうだ。

無事、ジェホと合流、その後 前回の韓国の旅で見つけた大好きなお店、
ギャハハと言う古着屋さんで、スタッフの女の子と再会を喜んだ。


さて、これからみんなも合流するというし、
近くのBAR『シャー』でみんなを待ちましょうか。

予定通りソックンと、サバちゃんがやってきて合流

それでは!乾杯!!

ひとまず同会場で展示をしている
フォトグラファーのソックンの作品にもわたしは興味新進だ。

見よ、この奇妙な写真を。

一度目にしたら目が離せない世界観。良い意味で変態である。
http://www.ohmynews.com/

彼は日本でいう太郎と花子をレンズの中で表現しているそうで、
誰にでも存在するであろう記憶をテーマに作品撮りをしている。

彼は2月日本でも展覧会を予定しているらしく、
今からソックンに再会するのが楽しみで仕方ない。

彼は英語もペラペラで、いつも満点の笑顔。彼のこともまた大好きなわたし。

ほかにも数人の若手アーティストが会場を作品でうめつくし、
わたしったらワクワクしっぱなしなわけで。

いつかわたしもこうした大きな場所で展覧会ができたらなぁ。と思うのです。

わたしたちは会場を出て夜再び合流することにした。

ひとまずびんちゃんが明洞(ミョンドン)に案内してくれるというので、
二人で明洞へショッピング。

わたしが購入したのはブルーのニットワンピ、5000w (3000円位)と、
foodskinというボディケアのショップで保湿クリーム、リップを購入。

どれも女の子が好きそうな甘い香りがするんだけど、しつこくないから私は好きだ。

バニラとかキャラメルとかイチゴの香りはあえて避け、ここは豆の香りに絞る。
あとからもっと可愛い香りにすればよかったなぁ。と後悔するも、質は良いはずなのでお気に入りである。

しかしなんで豆風味やねんっ自分!

と関西弁混じりに楽しくきめてみる。すみません。

びんちゃんは明洞にも沢山友達がいるらしく、いろんな人を紹介してくれた。

びんちゃんと仲良しの彼女はしおんちゃん。かなりの美人さんです。

韓国人女性は8割型肌質がいい。
ニキビもなければ、そばかすさえない人に驚きを隠せませんっ。

みんな実年齢より5つは若く見える。

特に30歳をすぎた女性には本当に感心してしまうのだ。

明洞はどうやら眠らない町らしい。まるで渋谷だ。

多くの日本人とすれ違い、沢山買い物をしたせいか
私も5つ若くなった気分で町をすりぬけた。

韓国にくると不思議と元気になる。

キムチパワーは果たして本物か?

2度目の韓国旅日記が始まりました

2008年12月18日を振り返るvol2
スッカラに着くと相変わらず素敵な笑顔の清水さんとビンちゃんが待っていた。
清水さんはライターさん、彼のブログはとても面白い。
彼には前回個展の搬入時にとてもお世話になった。

国内外の雑誌で彼の記事を読むことができる。

清水さんのブログ http://simizu2000.exblog.jp/

すひゃんさんがその後やってきて、すぐ出発。


すひゃんさんと、ビンちゃん

清水さんとアンディ

美術館までは1時間ばかしかかるというので、途中ランチタイムをとる。
バスに間に合わないので、所要時間20分。


キムパ(海苔巻き)を一気に食べつくし、満腹。うまうまじゃー
今回のは私の大の苦手なきゅうりが入っていたのに、不思議とうまかった
これも韓国マジックなのか!?

バスにごとごと揺られ、ようやく美術館に到着。。。


それにしても超でっかい!それもそのはずサバちゃんの展示は
国立の美術館でやっているというのだから、素晴らしいったらありゃしない。
私と同い年でこの規模とは、大尊敬である。

サバちゃんについてまだ知らない人はこちら
http://boojil.exblog.jp/8877416/

http://boojil.exblog.jp/9023714/

サバちゃーん!!!!!!!2ヶ月ぶりの再会に私は大興奮!!!

本当に不思議なんだけど、たった3日間しか一緒にいなかったのに、
わたしは彼女のことが本当に大好きになってしまって、

彼女に対しては旅特有の
『出会ってすぐに打ち解ける。』というものと、また違うんだな。

彼女には特別な感情を持っている。

それは恋とかじゃなくて(わたしは男性が好きです)
同じ感覚の持ち主な気がしてならないからなのか。

描いているモチーフは違えど、わたしが光なら、彼女は影

光と影はいつも同じ場所にあって、互いに必要なもの

わたしも彼女も人間の良い部分、悪い部分を知っていて
それを互いに表現しているような気がする

こんなことを言ったら一方的かもしれないので恥ずかしいのだけど。

彼女の作品は人間の表面では見えない危ない感覚を

全部筆に任せてぶつけているような気さえするのだ。

見る人をきっとあっと言わせるそんな力を持っている。

彼女の作品にわたしはもう虜なのだ。

作品の中で、けっこう印象に残っているのが、

冷蔵庫に本物のリンゴを何十個も入れたものに驚いた。

完全にリンゴが腐っている。。 サバちゃんあんたすごいよ。

彼女も本当に喜んでくれたようで、二人で抱き合いました。

つづく

2度目の韓国旅日記が始まりました

2008年12月18日を振り返るvol1


朝9時に起床 なんだか良い匂いがするなぁと 

眠い目をこすって起きると ビンちゃんが料理をしている

赤のゴーストバスターズのトレーナーに、緑とオレンジの派手なズボン
おもちゃの国から出てきそうなビンちゃん。

彼がだしてくれたのは、
トックというお餅のようなものと、玉子、豆腐、韓国のり、餃子
が旨みの出たスープにはいっている料理

これは美味しそうだな~ ビンちゃんママが作ってくれたキムチや、お漬物

小さいタッパーにいくつか入っていて、どれもこれも美味しい。

満腹、ご馳走様!!ありがとう、ビンちゃん。

わたしは10時半にニュージーランド人のアンディと、
ホンデで待ち合わせをしていたのでひとまずお別れ。

アンディとの再会もものすごく嬉しい。
彼は韓国で気をつかったマッサージのお店を開業したばかり。

近況報告もかねて、ホンデの駅で待ち合わせ。
忙しい中、時間をぬって会いにきてくれるのだから、嬉しい。

こうして会えるのもなんだか不思議だねぇ、と互いに話す。

わたしはいつも思うのだけど、旅先で出会い仲良くなれた人は
一生の友達になりうると思っている。

一人旅を始めて、もうすぐ3年。

そんなに沢山の国を行き来したわけではないけれど、一度旅に出れば

財産となる仲間が何人もできる。

わたしが旅に出たくなる理由のひとつは出会いなんだろうな。

アンディとも、これからずっと仲良しでいたいと思う。

DJも仕事としているマッサージ士の彼はこんな音を作っているよ。

ドイツのレーベルからCDを出せることになったそうです。


Andi Numan 試聴http://www.myspace.com/andinuman
アンディと私は10月に個展をしたSUKKARAに行って、待ち合わせ。

前回お世話になった、清水さんとビンちゃん、オーナーのすひゃんさんと
これからサバちゃんの展覧会を見に行くのだ。

その前に立ち寄ったステーショナリー雑貨を扱う
O-CHECK DESGIN GRAPHICSへ
ホームページ http://www.o-check.net/

ここの雑貨のセンスといったら素晴らしいものです。

この日はノートと、名刺入れを購入。シンプルだけど、温かみがあって大好き。

さて、店を出てみんなと再会をしましょうか。

つづく

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