BLOG

2008年10月7日を振り返る

すひゃんさんの声で目覚めた。

私たちは少しだけ寝坊してしまったので、あっという間にベットから飛び出し、

パジャマを脱ぎ捨てた。

そうだ、韓国に来たんだ。昨日の精神的苦痛の旅を終え、これからどうなることやら。

2度あることは3度ある とはよく言うもので。 わたしは少しだけびびっていた。

すひゃん’sハウスを後にし、二人で個展会場のSuッkara へ。

http://www.sukkara.co.kr/

彼女はここのオーナーで、設計やメニューもプロデゥースしているそうだ。

この弘大(ホンデ)というエリアはとてもとても面白い。

日本とまるで変わらないばかりか、日本よりも可愛くてオシャレな店が

たくさん並んでいる。想像以上に、可愛い町並みに少々驚いた。

そしてそして、着いた着いた。

ホームページや図面から、想像していたよりも広く、そしてめちゃんこオシャレ。

レンガ調の壁に、置かれたイスたちも色とりどり 落ち着いているんだけど

そこには温かみとセンスの良さが出ていて、とっても可愛い。

何よりも、私の好きなブルーのドアがたまらないのだ。

休憩にどうぞ。といただいたのは、

ここに来るまでにすひゃんさんが買ってくれた 『キムパ(のり巻きのこと)』

漬物とチーズとシソと。。。色々入っているのだけど、これがまためちゃめちゃうまいのだ。

お腹も空いていたので、いくつも食べてしまった。

やっとのことで、ひとまず展示の準備を終え、わたしたちはお昼ごはんを食べようと

昔ながらの定食を食べるべく、移動した。

展示を手伝ってくれた、日本人の清水さんと、タイミングよくいらした

すひゃんさんのお友達、野村さんも一緒に行くことに。

15分ほど歩いて、到着した店は、すひゃんさんオススメのハンジョンシク(定食)屋さん。

ここのエリアの中でも一番おいしい店だそうで、アットホームな場所だ。

白菜の入ったチヂミをまずいただいたのだけど、うまいったらありゃしない!!!

外はパリパリしているし、中はあつあつで、こんなチヂミ食べたことがなかった!!

写真は、野村さんと清水さん とっても楽しいお食事タイムでした。

も~おなかいっぱい!さて、そろそろ戻りましょうか。


弘大(ホンデ)エリア はこういう場所です。
target="_blank">http://www.k-plaza.com/seoul/area/hongdae.html

弘大(ホンデ)とは、芸術・美術系の大学である弘益大学校(ホンイック テーハッキョ)の省略で、この大学周辺エリアを指す。 弘大は、芸術・美術系では韓国トップクラスの大学。そのため多くの優秀な若者がここで学び、芸術家、デザイナー、設計士、フォトグラファーとしてデザイン業界、広告業界、放送業界(映画・音楽業界を含む)、建築業界、音楽業界などで個性を発揮して活躍している。そんな大学の影響からか、この周辺には学生を対象にした画材店や美術用品店があるだけでなく、おしゃれで個性的なカフェやバー、クラブ、雑貨店などが建ち並ぶ。特にクラブは、音楽好きのDJや業界関係者、10-20代の若者が数多く集まる人気スポットで、多くのクラブが集結しているエリアだ。弘大の正門から続く通称「ピカソ通り」と呼ばれる通りには、夕時路上パフォーマーがギター片手に演奏していることも。ソウルの若者文化を感じることができるエリアのひとつといえるだろう。

2008年10月6日を振り返る


飛行時間はたったの2時間半。

その間わたしは飛行機に乗り遅れたことを、こと細やかに記していたようだ。

日記にはこう書いてある


『前髪が短いのがなんとも悔やまれる。 これでは顔が丸見えではないか!

穴があったら入りたい。 自分の失敗を謝る相手がいないので、なんともやりきれない。

悲しみよ、さようならバイバイヨ』 

きっとすんごい悲しかったんだろう。 しかし、今では懐かしい。

わたしはいつもは絶対に飲まない、機内サービスのビールを注文し、

一気に飲み干した。頭がふわふわしてきたぞ。うんうん良い調子だ。

悲しいことは忘れてしまえ。えぇい!

機内では 『恐怖!ビックリ人間』 のような番組が放送されていて

あり得ない格好をした、柔軟人間がパフォーマンスをしていた。

食事中にこればっかりは、どうも厳しい。 満腹になった腹を押さえ、読書に集中した。

友人から譲り受けた 『ときどき意味もなく ずんずん歩く』 著:宮田珠己 

こちらを、ゆっくり読んでいく 5分に一度はクスリを笑ってしまう、彼の文章には

旅人芸人魂と、愛が込められている感じがして、わたしは大好きだ。


また、急激に落ち込むことなどあったとしたら、わたしは確実に

ビール+宮田珠己で 乗り越えられるであろう

やっぱり私は基本的にポジティブなようだ。

もう少し反省したほうがいいのであろうが、すでに元気なわたしがそこにいた。


ポジティブージルはいよいよ韓国 仁川(インチョン) 空港に到着!

さぁ、バス乗り場はどこだ?

インフォメーションのお姉さんに声をかけてみる。

もちろん日本語は通じないので、ここからは全て英語である。

Boojil 『弘大(ホンデ)行きのバスに乗りたいのですが』

インフォ 『お客様、申し訳ございません。もうバスは終わってしまいました』

Boojil 『 !!! 』

インフォ 『ソウル行きのバスならございますよ』

Boojil 『分かりました。いってみます』

危うく成田での二の舞になるところだったが、すひゃんさんに連絡をして

『ソウルまでバスに乗ってきてください。 降りたらタクシーに乗って欲しいので

着いたらひとまず電話をください。』 と案内を受けた。

1時間弱、バスに乗って 運転手のおじさんに 『降りなさい』 的なしぐさをされて

わたしは一人バスを降りた。どうやら終点のようなので、ひとまず安心。

バスを降りて電話をかけようと思ったが、小銭がないではないか!

両替は済ませておいたが、これはまたしても予想外の展開だ。

近くにいたお兄さんに声をかけると、彼は日本に住んでいたそうで、今一時帰国中。

とっても親切な人で、すひゃんさんに電話して聞いてくれると言う。

彼の助けもあり、タクシーを拾ってスムーズにすひゃんさんに会うことが出来た。

こうしてわたしの一日目はとんでもない精神力を要する日となったのである。

明日は、すひゃんさんと一緒に会場へ向かい、作品を設置する日だ。

楽しみ楽しみ。

彼女が出してくれた梅のジュースが、今になってとても恋しい。

2008年10月6日を振り返る

そんなわけで、出発前の私はテンヤワンヤ。

何を隠そう、実は飛行機に乗り遅れたのだ。

その私の大失敗を皆様に説明すべく、今回の旅日記は始まります。

荷物を詰め込み ドアを開けて愛犬まるこにさよなら。

『しばらく家をあけるけど、母さん・父さんと仲良くね』

足取りは軽いが少々疲れているようだ。それもそのはず2日間終始踊っていたのだもの。

顔が浮かんだ大好きな友人に電話する

『今からいってくるよー夜あっちにつくんだ。』 そんな感じでゆっくり歩いていると

やってしまった。電車に乗り遅れた私。

PASMOという便利なカード、いつもチャージしていなければスムーズに進めない。

そんなにわたしは計画的なひとではないのである。

口調がだいぶスロウなわたし、歩くのも人よりベリースロウリーなのである。

だけど、まだ大丈夫。 この後の電車でもちょうど良い。

そう思いながら、乗っていたのはそう成田行き。

皆様知っていたでしょうか?成田空港行きと、成田行きがあったことを。

一年振りの海外旅行、国内を何度も行き来していたせいで、どうしたものか

すっかり忘れていたのだ。1時間前にゲートが閉まることを。

到着したのは出発50分前

国内旅行の気分で空港に到着した私は、言われてしまった

『お客様、大変申し訳ございませんがもうゲートは閉まりました。
ご搭乗いたしかねます。』

真っ青になったわたし。前にいるのは中国人。

『わたし仕事アルヨ!どうしてくれるの!』 と本気で怒り狂っていたので

動揺しながらも

『お願いです~どうしても乗らないといけないんです』
と腰を低く反省した顔でこびを売ってみたが、だめだった。

『お客様、わたしたちではどうにもできませんので。 新しくチケットを購入なさってください』

そう、世の中甘くはないのだ!きっと遊びすぎたわたしに神様が怒ったのであろう。

『アシアナ航空 20:30発の便なら、まだ席がございますので、急いでください。』

ダッシュにダッシュを重ねて、カウンターへ。

わたしは今にも泣きそうである。 セットしたはずのオカッパもぐしゃぐしゃ。

冷や汗出る出る。わたしは芸人か!おい!!

完全にこのときの私の顔はおかしいことになっていただろう。

Boojil 『まだ席はありますか?』 

女性  『ございますよ、購入なさいますか?』

Boojil 『いくらですか?』

女性 『往復で、68.000円になります』

Boojil 『あ~そうなんですね、そうなんですか。。。。。お願いします』

結局わたしは南米に行ける金額で韓国に行くのだ。

近いようで遠い国 別の意味でわたしはこの時、心からそう思い、

わたしは日本を代表するアホな女だと、再確認したのであった。

私を救ってくれたのは、機内食であった。 めちゃめちゃうまかったです。

ありがとう!アシアナ航空。

オーナーさんが迎えに来てくれると言うので、ひとまず到着したらバスに乗らないと!

こうしてわたしの韓国 個展&TRIPは始まったのである。

皆様、搭乗時間には充分注意してね!!

さー始まりました。みんなに楽しんでもらえたら嬉しいです。
2008年10月6日を振り返る

10月6日、私は成田空港へ向かった。

18時30分発のノースウェスト航空 成田空港発 → ソウル行き

ソウルでの個展が決まったのは、確か半年以上前のこと。

短く話せば、わたしが去年の11月にメキシコを一人で旅していた時に

ゲストハウスが一緒になったカジャと仲良くなって、紹介してもらったのが

今回個展を開く ギャラリーcafe "Suッkara" のオーナー すひゃんさん

メールのやりとりから、日本で2回ほど打ち合わせを重ね、こうして一年越しに

海外での個展開催につながったのだ。

1週間前にやっと作品をパッキングして、郵送し

朝霧JAMで2日間遊び倒し、翌日空港に向かう。

荷物には旅がより素敵になるように

お守りとして友達のCHACOバンドと、のあちゃん作フリーダ・カーロ(メキシコの画家)を

バックパックにつけて、いざ出発。

今回の荷物は多い。 

1週間という短期間を旅するのは初めて、そして個展ということだし

ちょっとはオシャレな服がいるんじゃないのか!?
韓国でド派手な格好はまずいんじゃないのか!?

と、いらん心配をして荷物をまとめてみたら服が多すぎる。

いつもなら可能なバックパッカーらしい、汚い格好もできん。まずい。重い。

前回はコーデゥロイのパンツは擦り切れていたし、母親には

『なんで一ヶ月も旅してズボンが一本なの』! と怒られたものだ。

しかし、今回のわたしはちぃと違う!
なんてたって花の刺繍のはいったお気に入りのワンピースを持っていったのだからね!

とにかくだ、出発前日まで遊んでいたものだから

荷物も詰めていないわ、ガイドブックは読んでいないわ

ソウルがどこに位置しているのかさえ分からない私であった。

わたしよ!頑張れ!

*********************************

나는 일본에 돌아왔습니다.

한국에서 만난 친구를 아주 좋아합니다.

모두를 또 만나고 싶기 때문에, 열심히 돈을 모읍니다.

나는 반드시 모두를 만날 수 있겠지요!

みなさま!ただいま。

昨日の夜に無事帰ってきました。

もー書きたいことがありすぎて、大変です。

こんなにも友達がたーーーーーくさんできた旅は初めてです。 
(個展でいってるから仕事なんだけど)

1週間という滞在期間で、確実に20人以上仲良くなれた気がします。

なんて濃い1週間。 
それもそのはず、わたしが出会えた人たちは韓国の中でも多分
アンダーグラウンドな人ばっかし。

日本と一緒で、似たもの同士は出会うのでしょう。

似たもの同士は友達になるのでしょう。

チング(友達)친구 は どこまでもつながっているよ

そして一生友達でいたい人たちばかりに出会えた気がします。

韓国は친구(友達)とっても大切にする、熱い国でした

まら来月いくか?なんてたって会いたい人が沢山いるからね。

日記はもちろん、毎日(できれば)更新していくので、ちょっと待っててね。

ちなみに北海道日記も実はまだ途中です。笑

あと、不在時にメールくださった方、これから徐々に返していくので、
今しばらくお待ちください。コメントも待っててね


정말로 고마워요 정말로 고마워요 !!

 <<    <   1  2  3  4  5  6  7
PAGE TOP