2012.11.19 Mon
メキシコ留学日記vol.9 大自然で遊びましょ
オアハカからツアーで気軽に行ける場所のひとつに
イエルベ・エル・アグアという場所がある。
まるで滝のように見えるこの場所は、ここから湧き出る高いミネラル成分をもった水が岩を溶かし長い年月をかけてこうした形状になったそうな。
ハイキングにはもってこいだし、しかも絶景に天然プールがあるので
水着があれば泳ぐ事も出来る。
ここからの景色は素晴らしく、次回はもっと時間をかけてゆっくり堪能したい。
おじさま、おばさまも気にせず水着姿になれるのは本当にうらやましい!
太っていようが、痩せていようが関係ないのである。
わたしも水着を持ってくればよかった・・
2012.11.18 Sun
メキシコ留学日記vol.8 似顔絵交換プロジェクト
hola ! como estas ?
写真は、サントドミンゴ教会。
最近よく通っているカフェの屋上から見た景色。
カフェのオーナーがこれまた良い人で最近よくごはんを食べに行く。
すっごく美味しくて教えてもらいたいくらいだ。
12月には日本から大好きな友達が二組もやってくるし、是非紹介したいなぁと思っている。
そんなわたしは最近日曜日になるとソカロにいって似顔絵を描くようになった。
メキシコでは似顔絵を描いて、お金はもらわないことにしている。
絵を描く事を日常の一部にしたい。ただ自分の絵は誰かにとってどのように見えるのか、どれくらいの価値があるのか。
お金ではなく、その人の持っている得意分野や、気持ちと交換をしたいと思っている。
ダンスが得意な人はダンスを。歌が歌える人には歌を。
お料理が得意な人にはお料理と絵を交換して見たいと思っている。
そんなこんなで初めてみた似顔絵交換プロジェクト。
始めはこちらで知り合った日本人のアーティストBEBEさんを描かせてもらった。
彼女はホットコーヒーをご馳走してくれました!
そして、描いているうちに声をかけられるようになって、
1時間半で4人ほど描かせてもらった。
みんな気さくに声をかけてくれて、40代のこの男性は
持っていた質の良い(笑)ペンと交換してくれたのである。
続いて彼の妹も描かせてもらい、またもや質の良い(笑)ペンをくださった!
二人とも本当に喜んでくれたので、絵を描くのが好きになって本当によかったな。
と思う。そしてそのまま間もあかず、次の人へ。
もうすぐ還暦を迎えるこちらの男性は、なかなかの男前。
なので、ハートも一緒に描かせてもらいました。
なんだかわたしが描く似顔絵の体の書き方がすっごくこちらでは笑えるようで
みんな体を描き始めるとゲラゲラ笑うのである。わたしもそれがおかしくって笑ってしまうs。
そんな彼がくれたのは、これまたしゃれたハンカチ!
しかもそのハンカチを彼はお財布代わりにお金を綺麗にくるんで使っていたそうで
何年使用したのか分からないが、とってもおしゃれなハンカチをゲット!!!
自分でもびっくりしている。スペイン語を勉強し始めて3週間が経ち
こうして自分の得意分野とお客さんがもっていた大切なものと交換できるようになるなんて!少しずつではあるけれど、伝える事が出来て、しかも結果が出ている事が本当に嬉しいし、自信がついた。
これが交換してもらったものたち。珈琲はのんでしまったので、写真には掲載できていないが、思い出に残っている。
そうそう、ここで必要なのが看板である。
そういえばわたしには看板がないな!作らなくちゃ。
スペイン語で看板をつくりたいと思い、ひとまず布にデザインを描き
刺繍の得意なおばちゃんに交渉してみた。全部刺繍で仕上げてくれるそうだ!
あ〜嬉しいな。
そして、来週には看板が出来上がるので楽しみ!!どんな仕上がりになっているのか。
そして自分のスペイン語はきちんと通じているのか!?結果がもうすぐ出るからワクワクしている。
どうぞお楽しみに。
2012.11.11 Sun
メキシコ留学日記vol.7 クラスメイトの農夫、ダニエル
2012.11.11 Sun
メキシコ留学日記vol.6 オアハカで過ごす死者の日
オアハカでの留学生活も3週間がすぎようとしています。
28歳になってから学生生活を送るのは、とても貴重な体験。
ホームステイ先の家族ともとっても仲良くなって、さみしいと思う事もほとんどありません。
とにかく勉強についていくために毎日必死になっています。
そんな中、死者の祭が開催され、街中ガイコツで溢れかえっていました。
ソカロ(広場)周辺では地元民も観光客も集まってパレードを開催されていた。
日本じゃ一般の人が仮装するなんて考えられない事だけれど、メキシコ人はお祭りが大好き!
こんなに素敵に着飾っている人たちもいたり、歩いているだけで本当に楽しい時間を過ごす事が出来た。
一方、墓地を訪ねてみると沢山のろうそくに灯がともされて、そこで楽団がマリアッチを演奏したり
遺族と一緒に歌を歌ったり、お酒を飲んだり、墓地に集まる死者の魂とともに3日かけて楽しい時間を過ごすのである。
日本の墓地に夜は怖くて入りたくもないが、メキシコの墓地は目には見えない愛情で包まれている気がした。
どこの国を旅しても感じるのは、家族を大切に思う気持ちは一緒なんだということ。
世の中いろんな家族の形があるけれど、誰しも人の子。
特にメキシコ人は家族との絆がとても深いように思う。触れ合うことが多い。
日本にいると両親と抱き合う事なんて滅多にないが、ここにいると抱き合う事はごく普通のことだし
毎日顔をあわせ沢山話をする。日本は忙しくて家族との触れ合いが少なくなりがちだ。
生活費をかせぐには子どもを保育園に入れざるを得ないし、すべてないものねだりだけれど
人と人との関わり方は、非常に勉強になる事ばかりだ。道を行き交えば笑顔で挨拶をしてくれる人も多いし、
道ばたで話しかけられる事も多い。メキシコは優しい人が多い。
5年振りにきたメキシコで毎日いろんなことを感じているけれど、こうして綴り始めると書きたい事が山ほどあることに気づく。
わたしの経験が誰かの胸に届く事を願って、日々書き溜めたいと思う。