2012.09.27 Thu
メキシコシティに到着 一日目
2012.09.19 Wed
夢を描く 祖父 90歳の誕生日
9月15日は、わたしのおじいちゃん、中村菜村の90歳の誕生日だった。
わたしの祖父母は、両家とも健在で同じ世代の仲間から「珍しいことだ」とよく言われる。
ありがたいことだ。
俳句の先生で、画家でも大好きなお祖父ちゃん。わたしに絵を描く楽しさを教えてくれた人。
目尻の皺が深く、穏やかな表情でいつもわたしを迎えてくれる。
孫であるわたしは、この世に産まれて28年間、おじいちゃんに可愛がられ、
そして戦中を生き抜いた人生の大先輩である彼にいろんなことを教えてもらった。
爺ちゃんは、長年連れ添った妻、わたしの婆ちゃんの調子が悪くなってから
すっかり元気をなくしていたけれど、90歳の誕生日を家族全員からお祝いしてもらい終始ご機嫌だったようだ。
わたしはCA4LAで爺ちゃんに似合いそうなキャスケットを買って、プレゼントした。よく似合っていて、嬉しくなった。
先のことはわからないが、あと数年しか一緒にいられないと思うと、物心ついてからの爺ちゃんと婆ちゃんとの思い出が蘇る。
正月一緒に麻雀をしたことや、温泉旅行にいったこと、一緒に絵を描いたり、バカボンが好きで赤塚不二夫を讃えたり、婆ちゃんの作るお節がうまかったこと、わたしがどん底だったとき手を差し伸べてくれたこと。
数え出したらキリがないけれど、その全てがわたしを作った。
爺ちゃんは「ここに生きているのは、良い縁に恵まれたのは、ご先祖様のおかげなんだ。感謝しないとね。」と言った。
わたしもいつか孫に慕われるような、婆ちゃんになれるといいな
Boojil
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2012.09.18 Tue
日常が変わる
久しぶりの日記。ここのところ忙しい日々を送っていた。
仕事を終わらせ、週末はどうにか時間を割いて遊ぶ。日曜日は美術館に特撮博物館にいってきた。
あまりの混みように圧倒されたけれど、本当にいってよかった〜。CGに頼らない姿勢にただただ感動した。モスラをもう一度見直したくなったよ。
http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/
7月からずっと制作していたアニメの作業も今週末でおしまい。終わりが見えるとやり切った分ちょっぴり悲しい。
本当にすごく良い内容に仕上がったから、みんなに是非見てもらいたいです。今週は第三話の放送、インド編。
来週から新作がずっと続きます!渾身の第四話は特にお気に入り!
なんと、第4話もインド編。
日本が世界に誇るタブラ奏者、ユザーンの曲にユザーンをモデルにしたキャラクターも登場!おかっぱちゃんのカオティックなインドの旅、第二弾をお楽しみください。
あっという間に出発も一週間後となりました。26日からメキシコにへ。
到着後、新調したばかりのカメラで写真やら映像を撮って、みなさんに活動報告をしていきま〜す!
Boojil
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2012.08.31 Fri
贈り物
先日姉から
「誕生日プレゼント、何が良い?」
と聞かれ、数日後に
金とキャメルの時計が届いた。
すごく嬉しかった。
姉からこんなに素敵なものをもらうのは、初めてだったし、腕につけてみると妙に馴染んで何度もなでた。
姉とわたしは歳が三つ離れている。
わたしと違って、反抗期のなかった姉は小さな頃から今の今までずっとわたしにとっては頼りになる"お姉ちゃん"で通ってきた。
姉とわたしはこの歳になってから、今までにないくらい仲が良い。お酒を飲んだり、買い物をしたり。
仕事の話や、恋愛話。
わたしの活動を一度も否定や反対をせずにずっと応援してくれた。
わたしは妹になれて、よかったなぁ。
そう思わせてくれる、良きお姉ちゃんに感謝したい。いつもありがとうね。
昨日髪を切ったのだけど、やっぱりどこか姉に似ている。あぁ、姉妹っておもしろいね。
早くお姉ちゃんが嫁にいけますように。笑
Boojil
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2012.08.29 Wed
子供のように
この歳になって、ようやく気づくことがある。
近所の公園に咲く可愛らしい花を見て嬉しくなったり
ようやく歩けるようになった子供を見て、微笑ましく思ったり
そういった感情が生まれたのは、恥ずかしながら、ここ数年前から。
わたしがランドセルを背負い学校に通っていたあの頃も
自転車で川沿いを走り、通っていた大好きだった高校時代も
景色は少しずつ変わっていくなかで、
花や、子供たちは生まれては育ち、命は繰り返されているわけで。
子供の頃、自然の美しさに気づかなかったのは
何にも縛られず自由に生きていたから
わたしも花も同じように生きてたから
なのかもしれない。
最近、夜道を散歩して過去の記憶を辿っては、昔のわたしと出会ってみたいとも思う。
夢や希望を持ちながら、迷っていた自分の背中を押してやりたい。
梅雨の時期をすぎ、9月に差し掛かろうとしている今日、まだ頑張っている紫陽花を見て、わたしも紫陽花のようにしぶとく生きたいと思った。
Boojil
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